アイーダ 濱田めぐみ アムネリス 佐渡寧子 ラダメス 阿久津陽一郎 メレブ 山添功 ゾーザー 飯野おさみ ほか親がとても観たい観たい、しかも前じゃないと嫌だとごねるので、まぁ私も 観たかったので、ヤフオクで少し高めで前列チケットをGETし、正月に 帰省した際に観てきました! よかった! 濱田めぐみさんも相変わらず 素晴らしいですが、それ以上に私は佐渡さんのアムネリスにとても 惹かれました。歌もいいですが、それ以上に演技力がいいっ! また、 メレブの山添さんも名脇役ですね! いいキャラだー。 あと、ダンスのクオリティーがめちゃくちゃ高いと思いました。 観ていて気持ちいいです。 個人的に残念だったのは、このミュージカル、 曲のメロディーが頭に残らないんですよね。 会場出た後に、メロディーが全然浮かんでこない。。音楽の雰囲気は ぼやーっと頭の中に残ってるんだけど。。 あと、ディズニーなので ハッピーエンドかなーと思っておりましたが、なんか微妙なところですね。
おすすめ度(1-10)→ 6.5
ピアノ 山下洋輔 カペルマイスター 茂木大輔 ハンナ 森 麻季(ソプラノ) シルビア等 佐々木 弐奈(ソプラノ) ダニロ/カミーユ等 大野徹也(テノール) カスカダ等 小川裕二(バリトン) 朗読/ツエタ等 筒井康隆 東京フリンハーモニー室内管弦楽団 昨年の山下洋輔のニューイヤーコンサートをチケットが とれなくて聞き逃したので、今年こそはと思って12月 にチケットとっていってきました。どんなものかといえば、 メリー・ウィドウというオペラを、筒井康隆が脚本を アレンジして音楽を山下洋輔がつけたものを、筒井康隆が オケバックに朗読するという感じです。はじまった瞬間、 横文字の登場人物、そしてあんまり面白くなさそうな雰囲気 を感じました。うーん、筒井康隆、朗読うまいんですが、 N響メンバー級のオケをバックに朗読するなら、中途半端に 歌ったり合いの手入れたりふざけたりしない方がよかったなー と。。。一方オケは、さすがN響メンバーが中心とあって、 素晴らしくレベルが高い。特にジャズアレンジになった時の サックスの平野公崇さんがめちゃくちゃよかった。彼が 吹いたジャズアレンジの曲がずっと頭の中に残ってます。 歌手の方は、ソプラノの森麻季さんの声がすごく通って綺麗で美しくて、 この人のソロコンサートに行きたいと思ったくらい。 山下洋輔のピアノ協奏曲「ラプソディー in F」もありましたが、 うーん、私にはちょっと理解できませんでした。すごいような すごくないような、終わりだけ盛り上げられたような・・ 今回のコンサート、全体に渡ってピアノの音をマイクでひろって大きなスピーカーで 流す形式だったのですが、このマイク、必要ですかねー。 山下洋輔の協奏曲の時なんか、かえしのスピーカーがついてる 位ですからねー。私なんて左のスピーカーが近かったので ほとんどモノラルで聴いてました。あ、そうそう、山下洋輔が 休憩前に、オケの各メンバーも含めて全員の紹介をしたのは新鮮でした。
おすすめ度(1-10)→ 5.0
おはつ 松たか子 直助 佐々木蔵之助 正太郎 小市慢太朗 沖田総司 北村有起哉 深雪 佐藤江梨子 近藤勇 渡辺いっけい おれん 江波杏子 ミュージカルではなく、演劇ですが、めちゃめちゃいい! すっごくよかった。松たか子、素晴らしい演技力。この人はすごいですね ほんとに。また、この演目、配役と脚本がとってもよくできていると 思いました。面白いんです。古典を現代の日常の話言葉で演じてるのが すごくうまく生きてます。特に沖田総司役の北村さんなんてめちゃめちゃ 面白い。決めるところはびしっと決めるし、なんかかっこいいです。 あと、深雪役で佐藤江梨子がでてましたが、これもぴったりでした。 笑いも誘い、涙も誘い、観客をとってもひきこんでくれます。 上演時間も結構長いんですが(3幕構成で途中30分休憩が1回、 20分休憩が1回ある。12時開演で4時前終了)、 あれだけ生の声が出てて、1日2回公演ってすごい。。
おすすめ度(1-10)→ 9.0
今回は、ミュージカルでも演劇でもなく「お笑い」。
新喜劇は大阪に住んでた頃毎週TVで観て大好きだったんだけど、
生でみるのは今日が初めて。ルミネtheよしもとももちろん初。
おすすめ度(1-10)→ 8.5
ヴォーカルパート 李涛 キムスンラ 熊谷英雄 井上智恵 早水小夜子 八月真澄 ダンスパート 菊池正 加藤敬二 松浦勇治 遠藤敏彦 朱涛 山口博之 澤村明仁 萩原隆匡 滝沢由佳 坂田加奈子 高倉恵美 鷹栖千香 艾于涵 大西奈穂 伊東恵 北聖子 行きたいなーと思いつつチケットが手に入らずあきらめていたのですが そんな時ラッキーにも譲渡掲示板で少し安く譲っていただき(しかも6列目) いってまいりました! 結果。。。うーん、なんなんでしょう。。。かなり消化不良です。。。 少し期待してた分落胆度の方が大きいかも。。 ダンスパートは加藤敬二さん、坂田加奈子さんがでて、 ボーカルにも歌声がめちゃ好きな井上智恵さんがでてたので 外すことはないだろうと思ってたんですが。。。 井上智恵さんのソロはほとんどなく(後半にちらほらと。でも 好きな音域の声ではなかった)、基本的にヴォーカルは早水さんと八月さん中心。 ビジュアル的にも歌声的にももっと井上さんの 声を聴きたかった。。。早水さんの声、とても綺麗と思うんだけど 好きではないんですよね何故か。。 一番登場の機会が多い進行役のヴォーカルがキムスンラさん なんですが、んー、この役難しいと思いますが、いまいち。。 また、全体的にロック調なのはいいんだけど 逆にちゃちっぽくなってる感じがしました。 あと、タップも中途半端で、タップや太鼓、全体での手拍子のシーン とか、なんかマッスルミュージカルを彷彿とさせるシーンも ちらほら。。一緒にいった友人はまったく面白くなかった様子。 ヴォーカルの厚みのなさと全体的な進行が、もう一つぱっと しない原因だったような気がします。。 全国の公演で活躍中の人を一同に集めてソングアンドダンス して欲しいです。
おすすめ度(1.0-10.0)→ 1.2
前日に何かで検索してて「RENT」にひっかかり、あれ、今やってるの
っと思ったところなんと水曜で終わり。友達お薦めの作品だったので
これは行かないとっと思いe+で前日予約でチケットをとっていってきました。
(前の方でもかなり空席あったけど、
これだとブレイクスルーシート(安くて席がよかったりする)でもよかったかも)
おすすめ度(1.0-10.0)→ 7.8
前回の予告通り二週間後の今日行ってきました。 今日はネタの方は、 ビッキーズ、品川庄司、チャイルドマシーン、華丸・大吉、おはよう。、Bコース の人達でしたが、印象深かったのは品川庄司、ビッキーズだけど、ほかのも みんな笑えてとっても楽しい時間でした。後半の新喜劇は、ほんこんと 島田珠代のコンビが面白い。ただ、板尾の舞台上のやる気のなさは、 ほんとにやる気がないような気がして私としてはいまいちでした。 あと、前回に引き続いて登場した星田英利さん、この人はいいキャラだ!
おすすめ度(1-10)→ 8.5
すごい!この席、ほぼ最前列。しかもセンターブロック右端。
手数料無で席を確保してくれた
UCデスクに大感謝。前に特設アリーナ
席が2列あるけど、座りごこちはこっちの方がよさそう。
こっちの劇場にはカップホルダーがついてるのがいいですね。
入り口で、飲み物をもってる人は、カップに移しかえられます。
これもいい。例えばビールを持ってる人は、カップをスタッフが
くれるので、それに移し変えるわけです。日本でもこれやってほしい。
おすすめ度(1-10)→ 9.5
当初見る予定になかったんだけど、たまたまトレジャーアイランドホテル
を夜通りがかったたら夜10時半からの部があるとの表示。聞くと、
10:15にきたらいい席がGETできるかもしれないよといわれたので、
まー無理してそこそこの席をとるより、いちかばちかでいい席を狙おう
と思い、10:10にいったら、F列目のかなりいい席がGETできました。
おすすめ度(1-10)→ 8.0
これまた4列目19番。めっちゃいい席。ありがとうUCカード。
このショー、ラスベガスにいく前に、いろんな本やWEBで
「ラスベガスで一押しのショー」と紹介されていたのでとっても楽しみ
にしていたのですが。。。。2人のピエロが開演前に登場し、
この2人のピエロが舞台途中でも随所に登場するのですが、まず
ピエロ二人のやりとりの「間」が長い。ネタがしつこい。つまらない。
笑えない。面白くない。しかも登場時間も長い
(舞台装置転換のための時間稼ぎなのかと思ってしまう
くらい長い。しかもそのピエロの存在意義にそれほど意味を感じられなかった)。
面白ければいいんだけど。。演技的にもとても一流
とはいえないと思いました(辛口です)。
おすすめ度(1-10)→ 4.0
「O」を観終わって、せっかくなので観光本に見て夜10:30からやってるという
ジュビリーも観てみようということでベラッジオの向かいの BALLY'S へ。
ここ、シアターとボックスオフィスが離れていてちょっとわかりにくい
(それでなくてもラスベガスはスロットマシンだらけで場所がわかりにくい)。
最初、一番後ろの方の席なら確保できると言われたんだけど、一人だと
伝えると、前のテーブル席があいてるとのこと(なんと10$位しか差がない)。
ラッキーっと思い、いざ劇場へ入ると。。ん、なんか見覚えがある。
しかもこのテーブル席にもなんか見覚えが。。デジャブか。。。っと
思いきや、そうだ、10年くらい前に学生の時旅行に来て、一つだけ
ショーを見たことを思い出しました。内容は全然記憶にないのですが、
登場する女性がTOPレスで、それにびびっていた記憶があります。
おすすめ度(1-10)→ 1.0
トート:山口祐一郎久しぶりのエリザベート。トートダンサーと女性アンサンブルの踊り、そして 山口祐一郎さんを楽しみに行ってまいりました! 結果、なんか演出や舞台装置 がかなり変わりましたね。最初のシシィが怪我するシーン、以前のブランコ でも少し違和感感じましたが、今回のあのドットの光ディスプレイは最悪! なんですかあれは。あんなところに露骨にコンピュータを使って欲しくないです。。 生の舞台はあくまでも生の装置でやって欲しい。。。その他いたるところに そのディスプレイが登場。。どうせ使うなら、もっとめちゃめちゃ綺麗な ディスプレイ使うとか、もーちょっとやりようがあるでしょーという感じです。 舞台装置に対する愚痴はこのくらいにしておいて、役者さんの方も、いろいろ 変わってました。ってか、こんな曲あったっけ?ってのもありました。 私が忘れてるだけ??シシィのソロってあんな曲ありましたっけ? あと、子役ルドルフが地球儀に乗るシーン、なんかめちゃでっかい本に 囲まれるシーンに変わっていて、これも前の方がよかった。ただ、 最後のシーン、あのシーンは、トートダンサーがいない!という点を 除けば、今回の終わり方って結構いいのかもって思ったりも。。。うーん、 でもただ単に「わかりやすくなった」って感じな気もする。。。 山口祐一郎さんはさすが!この方の存在感ってすごいです。一路さんは ちょっと今回は歌が残念な感じ。でもとてもお綺麗。フランツの鈴木綜馬さん 完璧。この人こそフランツ! ゾフィーの初風さんも大好き! ルドルフの 浦井君はとってもかっこいいけど歌に今ひとつパンチがない。。なので トートと一緒に歌うシーンとかではちょっと弱い。そして私が楽しみに してたトートダンサーは期待通り、もっと登場してほしいくらい。 そして女性アンサンブル(宮廷の侍従の人達のシーンとあの動きがとても好き) もかなり期待通りで大満足。村井国夫も登場機会少ないわりにはいい 感じのインパクトでした。そして高嶋政弘ルキーニ、要所要所での 観客の拍手があまりにも少ないっというか無いに等しいので、手拍子で 誘導してる感じがありました。そこらへんはいい感じなんだけど、 カーテンコールでのなんかぶすーっとした表情はいかんぞって感じ。 終わってみればやっぱいい舞台だった。でも前のバージョンを観たい。。 あと会場でエリザベートの10周年記念コンサートCDを買ったんだけど CCCDでパソコンで聞けなくてかなりショック受けてます・・・
おすすめ度(1-10)→ 7.0
沢木:是永克也 佃 :イジリー岡田 森本:小浦一優 岩尾:ヒロシ 津田沼:門田一雄 葉山:深見恭子 藤村:山野はるみ前に東京笑い者カーニバルで GO-JAP を見た時に、なんて面白いんだ!ってすっごく気にいった記憶がずーっと頭の中にあって、そんなある日、その時一緒にいった友達に「GO-JAPの舞台があるんだって!」と声をかけられ、それは観たい!っと即決し、行ってきました。 「さよなら×こんばんわ」。このタイトルで、いったいどんな内容なんだろうと 思ってたら、これがいい内容なんですよ。昔から温められていた脚本という だけあって、最後の展開にはびっくりしましたね。いやーよくできてます。 笑いどころもめっちゃ多いし、また演技や表情がとてもいい! 個人的には今回の舞台はイジリー岡田が最高によかった。彼のおかげで 他の役者や主人公がはえるんですねー。しかも面白い。GO-JAPの是永さん、 小浦さんの演技とあの「校歌」も最高〜。あ、藤村役の山野はるみさんの あぁいうキャラも大好き。次の公演も是非いきたいです!
おすすめ度(1-10)→ 9.0
ヤフオクで譲っていただいていってきました。 席はなんと前から3列目センター(しかも定価以下)。でもこの席、普段 オケピがある席な気がする(S列ってそうなのかな)。S1-S3まで平たんなので 前の人の頭がもろ邪魔でしかも舞台を見上げる形になるので、逆に観にくい 感じもしました。でもダンサーの表情はとってもよくわかるので嬉しいんだけど。 くるみ割り人形は、大学の時オケでハープパートをピアノで弾いて ずっこけた思い出があるのですが、バレエで観るのは初めて。 まず最初の登場のシーンにびっくり。幕が下がってる状態で 開始早々役者さんが幕の前に一人づつ出てくる。3列目だと さすがに目があったような気もして・・こういう演出にはどきっとします。 そしてくるみ割人形役の男の人、人形のお面をとる前ととった後の 違和感がない!かなりびっくりしました。しかもかっこいい。 しかも足めちゃ長い。この方に見とれるファンも多いんでしょうねー。 全体としては、孤児院のシーンから1幕全体はいい感じだっと思ったのですが、 後半2幕あたりから、ちょっとおふざけ気味の衣装や演出が増えてきてびっくり。 特に、ヘルメットかぶった3人組のシーンは私的には「えーっ」て感じでした。 でもこれがマシューボーンワールドなんでしょうねー。 全体での踊りがあってもわざとバラバラに踊っていたりして、 バレエ自体の見せ場はあまりないように思いました。また、本当の ストーリーを知らないのですが、最後の終わり方にも唖然。でも面白いけど(笑) あとこの公演、普通バレエの公演だとバレエしてますって 感じの人が結構多いのに、この公演はミュージカル的な客層だったように思いました。
おすすめ度(1-10)→ 4.5
素晴らしい! めっちゃめちゃ見ごたえのある舞台でした。 猿之助の急病によって主役になった市川段治郎、いいです、よすぎです! また、今回京劇の人が参加してるとは思ってなかったのも嬉しい誤算。 超高速回転アクロバットなどのパフォーマンスが、各幕の見せ場で 見せてくれました。この京劇のアクロバットをうまく取り入れて、 要所要所でびしっと決め、花びらの演出もスーパーサービスって感じ(笑)。 この演目、3幕構成で、11時開始で終わりが3時過ぎでなんと 4時間以上の長さ。。。途中30分&25分の休憩があります。 でも長いというよりも、これでもかこれでもかというくらい魅せて くれるという感じです。出しおしみをせず、あーもうめっちゃ満足 というまで満足させてくれる感じ。コクーン歌舞伎の時もそうだったなぁ。 市川段治朗はオーラがただよってるような魅力とその格の違いを感じました。 市川右近にも惚れますね男として。また、女方の美しさ、ほんとに綺麗です。。 それにしてもみんな鼻高いなー。。。 あ、あと私の席は4列目の左端だったんですが、段治朗が船で出立するシーンで、 私の席の後方で男性がひそひそと携帯をかけてるように聞こえけしからんっと 思っていたら、どうやらその人が、舞台上の船の進行方向をトランシーバで 指示していたようです。しかも船が花道を進んでいくではありませんか。 なかなか凝った演出でした。あと、馬もよかったなー(笑)。 ただ、レーザー光線、あれはいけません私的には。あれがなかったら10点満点。 ちなみに5月の空席を確認したら、5月は土日でも桟敷席や最前列が空いてる とのこと。これは観にいくしかないですね。しゅったつじゃぁー。
おすすめ度(1-10)→ 9.6
シカゴ・ブロードウェイミュージカルレポ
今回は辛口です。キャンディードファンの方は読まないで下さい。。
おすすめ度(1-10)→ -0.0
いってまいりました。初オペラです。今回はファントム好きの方に 誘っていただいていってきたのですが、その方から事前にいただいた メールが面白かったのでちょっと紹介します。
ということで、あらすじをきちんと把握していってきたのですが、
まず魔女の数がめっちゃ多い。30人以上いた気がする。
で、魔女がみんなベールをかぶっていて、その上に小さい
骸骨がのってる。これがなんだかコミカルにみえて逆に
少しふざけているようにも見えてしまった。1幕と2幕の
間に魔女が笑いをとろうとしたりしていたけど、あぁいう
のはない方がいいなぁ。それ以外にも、舞台途中で、兵隊
のやりとりとかで、動きをわざとコミカルにして笑いを
とろうという演出がみられたけどあぁいうのは私は
しらけてしまうんだけれど。。。
おすすめ度(1-10)→ 5.5
うーん、宮本亜門の演出、個人的にはあまりあわないのかもしれない。。 今回を含め2回観ただけなんだけど「はやく終わらないかな」と思って しまう何かがあるのです。。。そう思った舞台ってこの宮本亜門のだけ なんですよね・・・うーん、役者は面白いし内容もいいと 思うんです。でもなぜか一幕が終わった時「これで終わりでいいやん」 って思ってしまった。。。なんなんでしょう。。演出とその雰囲気かなー。。 でてる役者さんもいい感じなんです。パン屋主人の小堺一機とその夫人役高畑さんの 演技は◎(小堺さん歌はいまいちだけど・・)。 そして個人的には若くて元気なSAYAKAや ジャック役の上山竜司さんが印象的でした。シンデレラ役のシルビアさんも 綺麗だった。。でも舞台全体になんか深みがないんですよねー。。。うーむ。。。 あと間が長い。。踊りがまったくない分台詞と歌中心なんだけど、ちょっと くどい箇所も多く。。。ううむ、やはり演出家との相性かなぁ。。
おすすめ度(1-10)→ 3.5
結構前になにげなくとったチケット。 あまり意味もなくとってたので 「台詞のない舞台」というタイトル の意味さえも深く考えてなかったんですね。 で、幕が上がり、舞台がはじまった時、 「う、このまま最後までいくのか。 一言もしゃべらずに?」 と思い、この舞台を果たして 楽しめるのだろうかという不安を少し感じました。 内容は青年と、召使、お手伝い、フィアンセを めぐる人間関係を台詞なしで動き(ダンス)や 表情で表現するというもの。 ストーリー上青年は一人なんですが、舞台では その青年を3人の俳優が演じ、同様に召使 やフィアンセも3人の俳優が演じます。 この3組が演じる三者三様の人間関係も この演目の魅力の大きなひとつなんでしょう。 この役者さん達が常に踊っているわけなのですが、 あまりにも自然に踊っているので 逆にそれが印象に残らず、私としてはやっぱり 台詞つきでぴしっとしたダンスが入った 舞台の方が楽しめるなーと思いました。 そういう意味でもこの演目は、ツウ向けの 作品だと思います。風船もった女の子の「間」や、 シャツ姿の男性の意味や、召使のラジオに 貼られたゲイの写真や、最後の終わり方 などいろいろな疑問点も多いし、あまり 伏線みたいなものはなく、最後の終わり方も 「休憩後3幕に入ります」とアナウンス されても不思議でない終わり方でした。 席は前から4列目だったので役者の表情も かなりはっきりとわかったのですが、舞台の床が低く、 しかも床での演技が多いためかなり 観づらかったです。 でも一緒に行った舞台好きの友達は 「新鮮で演技がよかった」と気にいってた様子。 私は何も考えずに楽しむ作品が好きなんだなと 改めて感じました。 あ、あと結構SEXシーンなどを露骨に 表現するのかなとちょっと思っていたの ですが、全然そんなことはなく、そこら へんは結構まともでした。
おすすめ度(1-10)→ 2.5
バイクで道を間違え新橋に迷い込んだとき、 歌舞伎座の前を通ったところで「幕見席」の文字がふと目にとまったんです。 すたすたと入っていくとなんと5分後に幕見席のチケット を発売するとのこと。しかもスーパー歌舞伎で見た 右近さん達がでてる。ということでチケットをゲットし、 満席だったので立ち見で1時間半ほど見てきました。 4階席だったので最初ちっちゃーいっとか思ったのですが (あーやっぱりオペラグラスはいつも持ち歩いておかねば・・) 進むにつれて舞台にのめりこんでいく自分がわかりました。 桜姫の坂東玉三郎、よい!面白い!最高!満足度も高い! 最後幕がひいた際、私はもう終わったんだなと思って 出ようとしたら係の人が「まだ幕終わってないですよ」と いってくださって助かったー。舞台ががらりと変わり 少し立ち回りっぽいのもあったりして、最後はちゃんと 主役人がご挨拶されるんですね。左右の桜の絵も綺麗でした。 1幕たった700円、これまたいきたいです! 幕見席に外人が多いのにも驚きました(4分の1位は外人)。
おすすめ度(1-10)→ 7.0
宝塚のファントム、すでに全公演チケット完売。その人気の理由がわかる舞台でした。 劇団四季や海外でアンドリューロイドウェーバー(ALW)版のオペラ座の怪人は何度か観たんだけど、宝塚のファントムはストーリーの筋がしっかりしていて、しかもファントムの生い立ちも明らかになり、泣き所もあって、私はコピット版気に入りました! 例のシーンでは会場からすすり泣く女性の声多数。 確かに、いいシーンだ。でも悲しいなーこのストーリー。 ファントムの和央ようか、はまり役って感じでした。苦悩 見せつつクールなファントム。後半生い立ちが明らかになった 後はなぜか少し見方が変わったのも面白かったです。 唯一気にいらないのは音楽かなー。ALWよりもストーリーは好きだし、 劇中劇のオペラ作品も面白いし、宝塚版の方が私は好きなんだけど、 音楽が頭に残らない。。ドレミファソミソ〜(だったっけ)と歌う曲 (ソラシドレシレだろ〜っと私の絶対音感が叫んでおりましたが)とか。 ファントムの声、あのドレミファソの曲を教える部分だけちょっと 下手に聴こえたんですが。。あれはなぜだろう。。 クリスティーヌ役の花總まり、顔ちっちゃい!そして綺麗! 彼女のあの声質はめっちゃ好きです。ずっと聞いてたい。 2幕最後のラインダンスもとっても綺麗でした。 あ、そうそう、幕に書いてあったファントムのロゴ。 Phantom の a と n の間に どうしても「i」が 入っているように見えてしまう→Phaintom。私だけかなそんな人。
おすすめ度(1-10)→ 8.5
夏にブロードウェイで観ようかどうか 迷って結局その時もう日本公演のチケット とってたしいいやと思って観なかった演目。 1幕が終わった時は、ちょっと期待外れか と思わされたのですが、 終わってみればよかったです! ストーリーはシンプルで、オーディション にきた女性がブロードウェイの主役を 射止めるというものなんだけど うーん、ストーリーに工夫や伏線は ほとんど観られず、そういう意味では ほんとに「タップ」でみせる演目ですね。 すごいのは出演者のほとんどがタップが できて歌えること。ハイヒールのタップ ってやりにくくないのかなー。でも二幕 のこれでもかこれでもかタップは、 みていて気持ちよかったです。 ただ!今回前から3列目だったんですが、 厚生年金会館の舞台、舞台上にライトが 置いてあって私の位置からはタップダンス をしている足首以下が全く見えない。 これはかなり面白さ半減です。ペギーの タップを音でしか楽しめないんです。 なので1階だったら10列以降、それか 2階席の方がいいのかもしれません。 カーテンコールのタップダンスもまたまた よかったです。で最後カーテンコールが 終わった後、私の足がふとオケピに自然と 向かったのですが、後からどんどんオケピ のまわりに観客が集まってきて、指揮者が 手拍子を促したりして、カーテンコール後 の一曲はとっても盛り上がりました。 あぁいうのはとても楽しい。 終わりよければ全てよしですからね。 歌の方はといえば、ペギーは歌も踊りも よかったです!マーシュもよかったのですが、 うーん、ブロードウェイの控えっぽい感じを 正直受けたかな。アンサンブルやオケピも。 全体の統一感や音楽にあってなかったり、 コミカルな部分がなんかあいたたたって感じだったり。 あと、タップダンスの際に床をひっかく「キキーッ」 って音がかなり大きくて嫌でした(これは調整のせいかな)。 オケピの音と歌のバランスもオケピの音が大きすぎだったし。 でも、終わった後曲がふと頭に残り、 最後のダンスシーンが気持ちよくて 頭に残ってるので、いいミュージカル だったと思います。
おすすめ度(1-10)→ 7.0
ジーザス・クライスト:柳瀬大輔 イスカリオテのユダ:吉原光夫 マグダラのマリア:井上智恵 カヤパ(大司教):高井 治 アンナス(カヤパの義父):喜納兼徳 司祭1:長 裕二 司祭2:増田守人 司祭3:小林克人 シモン(使徒):高 栄彬 ペテロ(使徒):賀山祐介 ピラト(ローマの総督):村 俊英 ヘロデ王:大塚 俊この演目は2年ほど前にエルサレム版 をみてそこそこ面白かった記憶がある のだが、その時からずっとジャポネスク版 には興味があった。 しかも初日。先輩が初日2階1列目の チケットをとっておいてくれた。素晴らしい〜。 この演目、舞台装置はとてもシンプルで、 白を貴重としたシンプルな四角い舞台と 可動式大八車が数台。これらをうまく 使って演出している。 まず出だしのダンスがよい! 出だしがいいミュージカルは最高です。 全員が顔に歌舞伎役者っぽい塗りをして るんだけど、その塗化粧とあの和の要素 を取り入れた気持ちいいダンス、そして 和楽器をうまく取り入れた音楽、全てが 印象に残りました。よい。よいです。 ジャポネスクバージョンとても気に いりました。 役者もいい感じです。特に私のお気に入り の井上智恵さんがでてたのですごく 嬉しかった。ただ、歌い方はちょっと 保坂さんを意識されてた感じに思えました。 でも高音部はさすが、あの声大好きです。 ペテロとマリアのかけあいの部分、 うっとりでございました。。 その他ジーザスの柳瀬さん、 大司教、そしてそしてあのソールガールズ。 いやー、いいですねーソールガールズ。 ユダが最後の方で歌う曲のバックで 素晴らしいコーラスを披露してくれる ソールガールズ。健在でした。 今回はなんと茶坊主3人組でしたが、 とても気持ちいい高音。あれを聞く だめだけにもう一度いきたいくらい。 「傷つけてっ、ごめんなっさいっ」! この声が頭をよぎります。。 そうそう、あとはヘロデ王のシーン、 下村さんじゃなかったんですが、 なかなかいい感じでした。でもやっぱり 下村さんのヘロデがみたいなー。 で、このシーン、おいらんが二人いて うぉ、綺麗っとかおもってよくみたら、 男??、そう男性の方なんですねーどうやら。 今回気になったのは、男性の高音部の音が ちょっと耳につくくらい大きかった点。 これは多分技術的な問題だと思うんだけど、 後半は若干ましになりました。あとは シモンの声かな(永久にあなたを・・って 歌う部分)、うーん、この部分先ほどの 技術的な部分と声質的な部分があいまって 私的にはちょっと・・・ でも全体的な満足度はすこぶる高いです。 そうそう、最後帰りの電車で「大司教が ユダを問い詰めるシーン、司祭の持ってる 棒の先がマイクになってるの、わかった?」 と言われたのですが、そうだー、前その 事を聞いていたのにすっかり忘れてました。 次こそは確認したいと思います。
おすすめ度(1-10)→ 8.5
前にきた時もポスター見て「ふーん」と思って特に行こうとは 思ってなかったんだけど、知人が急遽都合が悪くなって引き取り手 に困っていたので、どんなものなのかなーと思って行ってきました。 この舞台、個人的に面白かったのは2箇所。 二人の打楽器が技をこれでもかこれでもかと披露して 最後は二人で掛け合いながら楽しく面白く表現する部分と、 打楽器奏者が次々でてきて舞台が暗転、 スティック部分が蛍光色に光ってその光をうまーく利用 したパフォーマンス。 この二箇所は次々に技が繰り広げられて、舞台装置の 使い方もうまく、うきうきしながら見てました。 ただ、それ以外の部分は、うーん、ちょっと印象が薄いかも。 金管楽器も打楽器と同様にいろいろ動きを取り入れながら 演奏したり、高度な技術を見せてくれるんだけど、 確かにうまいと思うんだけど、パフォーマンスとしての 魅力はどうかなーと。。。。また、アンサンブルダンスチーム の皆さんは、バトンそこそこ、アクロバットそこそこ、旗?そこそこと、 どれもそこそこのパフォーマンスかなと。。。どこかで見た ようなパフォーマンスのちょっと簡単そうなバージョンみたいな。 いや、失礼。ただ、オリジナリティさがあまりみれなかったのが残念。。 最後、カーテンコールが終わった後、演奏したまま 客席をぞろぞろ通って、ロビーにでていくのは いいんだけど、これだと真っ先にロビーにでた お客さんしか楽しめないと思うんですよねー。 これだったら舞台でそのままやってもらった 方がいいような気も。ただ、ロビーパフォーマンスが 終わった後、気軽にサインとか握手とか一緒に写真 をとったりしてたのはなかなかいいなと思った。
おすすめ度(1-10)→ 4.5
前RENTを観にいった時、ちらしをみてそこまで面白そうとは 思わなかったんだけど、いい席がとれる とのことだったので 申し込んでしまった公演。 正直な感想としては、今日私の体調が悪かった せいもあるかもしれないけど 「どよーんとしててずしーんと重いミュージカル」 でした。 ナチス時代のベルリンのキャバレーを舞台に、 アメリカから小説を書きにきたという青年と キャバレーのショウガールとの恋や、 初老の大家とユダヤ人との恋などを中心に 繰り広げられる舞台。雰囲気は「シカゴ」にかなり 似てました。ううむ、私はこの雰囲気苦手かも。。。。 個人的には、ストーリーや内容に深みが感じられませんでした。 また、進行的にもちょっと勢いがないようにも思えましたね。 歌は基本的にピンで歌う部分が多いんだけど、 ショウガールの人の歌以外は今いちぴんとこず。。 大家やユダヤ人の人の歌も結構あるんだけど、うーん、伝わってこない。 演技の方では、進行役を努めるキャバレーのMCの 男性は結構よかった。2階観客席に向かって 「S席を買えない貧民共!」っていってたのは受けた(笑)。 でもそれ以外は。。。うーん、 いまいち。 でも舞台2階にいるオケピの人も舞台上で踊ってたり、 舞台がはじまる前から俳優が客席をうろうろしてて 観客と会話してたり(キャバレーって雰囲気だからかな)、 そういうのは新鮮でした。でも曲は頭に残らなかったなー。 そして、印象的だったのは最後の終わり方。ん?終わり? みたいな感じで客席からしばらく拍手は全く起きず、私もしばらく ぼぉーっとしてました。その時の雰囲気がなんかすごく どーんと重かったので、客席をたつ腰も重かった。 なんなんでしょうあの重さは。。。。 でもこの舞台、演じる俳優の力量でかなり印象が変わる ような気もします。そういう意味では超一線級の俳優 という感じがしなかったのが残念だったところかも。
おすすめ度(1-10)→ 3.5
かなりよいと聞いていたのですごく期待値 は高かったのですが。。。。 個人的には消化不良でした・・ まず舞台以前に、台詞が聞き取りにくく小さい。 歌詞のせいもあるかもしれないけど、 音量的にオケが役者の声を上回ってるところが 結構あった気がします。うーん、でもこれって 私が2階最後列でみてたからかなー。。 また、舞台全体にわたって歌が多いんだけど、 なんていうんでしょう、私が当初ミュージカルが 嫌いだった理由「台詞を歌で表現する」ってのが かなり顕著に感じられてしまいました。。。 なんなんでしょうねこれは。例えば短い返事の 部分を大幅な高低さをつけて歌ったり。。。 うーん、あとまー生の舞台から感じられる 一体感というかそういう雰囲気みたいなのが あまり伝わってきませんでした。個々のシーン の連続みたいな感じ。。。 ううむ、これも二階席最後列だったからかなー・・・ 役者さんも、まず坂元クリスは、うーん、 坂元さん、四季のライオンキングで観た時ほれたんですが、 その後の舞台では、なんか変にコミカルな演技とか、軽い 感じになっちゃって、あと声の質も四季の時より高く細く なっちゃったんじゃないかなーと感じたりも。 今回も線が細い印象でした。 エンジニアの橋本さんは味はあるんだけど、のりがなんか 吉本新喜劇のように軽く、かといってちょっと無理してるような 感じもして、こういう少し重めのミュージカルの中では少し 浮いてしまっていた気も。。市村さんだったらコミカルさを だしつつしっかり地面に足がついてるのかも(みてないけど)。 高橋由美子さんは、いつもの声の張りが今日は全然なく、 高音部も結構外されてたような。。 そんな中、松たか子はよかったです。かなり肌露出度の 多い役ですよね。ベッドシーンはどきっとしました。 でも彼女の声質はとても好き。ただ時々すっごく音量が 小さくなってとても聴こえづらくなってたのが残念。 ニ幕は、一幕と違って動きがかなりあったんだけど、内容 的に感動したというよりは、なんかヘリコプターの舞台装置とか ストーリー上の盛り上がりにごまかされたまんま、 最後のカーテンコールに持っていかれた感じがしました。。 歌の見せ場、踊りの見せ場、演技の見せ場、 そういう印象的なシーンがあまりなく、 また曲も私的にはいまいちな気がしましたけどねー。。。 ま、あくまでも私個人的な感想です。 私の前の席のご婦人の方々はかなり ご満足&ご機嫌でしたし、 ネット上の多くの方は絶賛されてるみたいなので。。
おすすめ度(1-10)→ 4.0
カヴァレリアルスティカーナと道化師の 二本立てのオペラ観劇。初台を去ること になってからオペラを観始めて、なんだか 少し複雑な気分。自宅から徒歩3分なんですよね。 さて、その演目は、まずカヴァレリアの方は、 ストーリーがとてもわかりやすくて面白い。 事前に予習をしてなくてもとっても 楽しめました(本当は予習をしたつもりだったん だけど間違えて道化師の方のDVDをみてた)。 歌からも感情とかがとってもよく伝わってくる感じ だし、 アンサンブルのコーラスとかも綺麗で、 満足度の高い公演でした。ただ、村娘役の サントゥッツァを演じてた人が、結構なおばちゃんで、 主役トゥリッドゥの母親役とのシーンではどっちが 村娘でどっちが母親かわからなくなったりも。。 あと、今日思ったのは、同じ白人同士で役組むと、 時々すごく似てたりしてどっちがどっちかわかんなく なったりするんですが、恋敵が片方外人、片方日本人 だったりすると、とっても明確に分かって私のような 素人にはぱっとみとっても理解しやすくてよいなとも 思いました。 また、カヴァレリアに使われていた曲で、サントゥッツァがアルフィオに 不倫をばらした後に悲しく肩を落とすサントゥッツァのバック で流れる曲、すごく聞き覚えのある曲でした。この曲が ますます好きになりました。この曲なんだろう。 そして休憩後は二本目の道化師。こちらは、最初にちゃんと 役柄関係を把握してないと、後半の劇中劇の面白さが 半減してしまうというもの。私は昨日予習をしたにもかかわらず (引越準備しながらだったのであまりよく見てなかったかも) トニオとカニオの関係がよくわからなくなってしまいました (トニオとカニオがなんか似てるんですよねー)。 でもなんとか最後の方はわかった気になってました。 そうそう、劇中劇が23時から公演しますという部分、 これまたすごい時間からやるんだなーって思ってたら 夕方7時くらいのことらしいですね。字幕で23時って 出るから??って思ってしまいました。 終わってみれば、両方とも作品の上演時間は1時間少々と短いし、 わかってみればわかりやすいストーリーで、 作品の見ごたえ度も十分あると思います。 個人的にはカヴァレリアの方が好きだな。
おすすめ度(1-10)→ 7.5
暴風雨がきそうな中、新国立劇場にて オペラ「ラ・ボエーム」観劇。 作品の内容は、あらかじめ貸してもらった 漫画で頭に入れておいたのでばっちし。 いざ始まると、最初の出だしはなかなか いい感じ。出だしがいい舞台はいいはず という期待と共に舞台を見つめる。。 オケの音が大きく台詞が結構掻き消される。 ミュージカルはマイクで拾ってるけど オペラって生声なんですね。ということは 席の位置によって聞こえるバランスかなり 変わってきますよね。新国立劇場の一番前 と一番後ろではぜんぜん違うはず。。 さてこの演目、ストーリーはとてもわかりやすい。 RENTってラ・ボエームを一応ベースにしてるん ですかね。クリスマスとかミミとかストーリーとか も見ててかぶって面白かったです。 男の歌手さんたち、結構ハンサムで個性的 でなかなかよい。歌もそこそこいい感じ。 で、女性陣が。。ミミはふくよかすぎ。。。 そしてムゼッタは華やかなオーラがない・・ 思うに今回の配役、ミミとムゼッタを 入れ替えた方がよかったのではと思うくらい。 ミュージカルって容姿などの見た目も結構 配役に影響すると思うんですが、オペラは 「歌」がかなり重要なんですね。でもそれは それでまたそのギャップを楽しめたりして 私的には面白いんだけど。 そして驚いたのは二幕、人多すぎ。 あんなにたくさんいる必要あるのかと 思うくらい多い。子供もたくさん。 しかもこの二幕にしか出てこない。 うーん、もーちょっとバランスって ものがあった方が。。 あと、カーテンコールがしつこい。。。 観客の盛り上がりでカーテンコール するなら嬉しいんだけど、「必ず」 カーテンコール、しかも休憩前の幕 の終わりには必ずカーテンコール ってのもどうかと。。。 最後の4幕の熱演 はなかなかよかったです。ただ、ブラボー ってさけびたくなるまではいかず... といろいろ書きましたが、こういろいろ 書きたいことがあるってのはある意味 いろいろ感じたのでいってよかったなーと 思ったりもしてます。オペラの観劇経験 も積んでいきたいです。
おすすめ度(1-10)→ 6.5
今日は劇団四季の新作オリジナルミュージカル 「南十字星」を観て来ました。 舞台チケット譲渡掲示板で譲って いただいたかなりの良席(実質2列目通路側)。 しかも定価以下で譲っていただきました。 泣きました。ほんとに。よい!よい作品でした。 1幕は、メッセージ性が強すぎる風に感じられたけど、 2幕では、あぁあの1幕があってこその2幕なんだなと 思わされる展開で、役者さんの発するメッセージが自然に 胸にじーんと伝わってきました。特に最後の監獄での あの語りのシーンは見事としかいいようがないです。 歌や踊りが中心のミュージカルというよりは、 台詞や演技力を中心とした演劇的要素が強い作品 のような気がします。俳優座のお二人の役者さんも そういう意味ですごく存在感が大きかったと思います。 音楽の方は、李紅欄の音楽がかなり頭をかすめる 旋律でしたが、うーん、あの河の歌はいまいち好き ではないかなー。でも終わった後頭の中にがんがん 響いてたけど。 ちなみに日本人・インドネシア人・オランダ人役が 全員日本人顔で同じ背格好なので、役柄を把握する のに少し苦労しました。 この作品、2回観たい!っとは思わないけど、 一回は観ておいた方がいい作品だなと思います。 ちなみに悲劇なので、異国の丘と同じく、帰り道 の足取りはめちゃくちゃ重くなる作品です。 そうそう、舞台の上で水を使ったりするんですが、一階席からは ほとんど見えませんでした。舞台装置と照明を堪能するには 二階席かな。
おすすめ度(1-10)→ 8.0
一緒にお仕事をしている会社の方が役者さんとして 下北沢の舞台に出るということを耳にして、ぜひ 観たいと思い、いってきました。 劇場は百数十名くらいの客席の小さめの劇場。 うん、演劇はこのくらいの大きさがいい。でも この舞台、なんと舞台上右手にも客席があり、 しかも左奥にオケピまである。オケピも チェンバロ(?)、ピアニカ、ヴァイオリン、 チェロ等の生演奏。 休憩無しの1時間45分 (この劇場の椅子、この時間ずっと座り 続けは少しつらい。そういう意味では 途中少し休憩があってもよかったかも)。 でもこの劇場のこういう独特の雰囲気、好き。 最初の出だしはぬいぐるみを使って、 しかもちょっと話がややこしそうで、 「ん?もしかして複雑なお話?」 と少し構えてしまったんだけど、 物語が展開するに従い、個性豊かな役者さんたちが その複雑そうにみえた話をどんどん わかりやすく紐解いていく展開で、 次どうなるんだろう次どうなるんだろう と思いながら、役者さんの迫真の演技や 目の動き、挙動などをとても楽しめました。 しかもこの作品、オリジナルなんですね。 すごいです。先がなかなか予測できない展開 で最後まで一息つく暇がありませんでした。 ただ、「ん?あれは結局なんだったんだろう?」 という疑問が残った状態で幕が降りたので、もしこの舞台、 一人で観ていたらちょっと消化不良という印象が残ったかも。 一番思ったのは、なぜお母さんを○○したのかかな。。 最後の暗転の後、まだ続きがあるかなってちょっと 期待してしまったくらいなので。 でも、今回私は数人でみてたので、「あれは あぁなんだよ」「そっか、そうかも。でもこうかも」 みたいに、謎解きができて、逆にそういう楽しみ方 があるのかもなーと思ったりしました。 こういうまた次回作をみたくなる劇団と出会える のって嬉しいです。アンケート書けばよかったなあ。
おすすめ度(1-10)→ 7.0
ウィーン・ミュンヘン観劇レポ
期待していったのですが。。。 ALW(ロイドウェーバー)版やコピット版 と同じようなものを期待してはだめだという ことに2幕途中で気づきました。 以下、ネタばれ&個人的主観ばりばりですので、 嫌な方は読まないで下さいませ。 1幕の最初の出だしは、ウィーンの エリザベートを100としたら、今日の舞台 はマイナス100。そのくらい出だしは興味 をそがれました。美術はしょぼく、音楽がほとんどなく、 雰囲気ぜんぜんなし、盛り上がらず、 ミュージカルって最初がすごく大事と思うんだけど。。 また、最初にピンで登場するバレリーナジャムは、 少しむっちりした方で、結構コミカルな演技が 多かったんだけど、笑いをとるにしては 中途半端なスタイルだなと思ったり。。。 この1幕が終わった時、「これで舞台終わったのかな?」 と思えるくらい、よくわかんない形で終わりました。 観客席もしばらくシーンとしてましたし。。 コミカルな演技が多いわりには、演技がいまひとつ なように思いました。その割にはクリスティーヌ以外は 歌がいまいち。なんか中途半端なんですよね。 ジャムにしてもマダムジリーにしても支配人にしても。。。 そして音響、PAは最悪。 マイクは飛ぶし、高音の音は割れるし、オケでなく録音 だと思い込んだくらい最悪でした。はもりの部分なんて 聴いてられませんでしたから。。特にファントムが歌う 部分でのマイクは割れまくり。。。 ストーリーに関しては、うーん、まーこういう オペラ座の怪人もあるのかなという感じ。原作には 近いようだけど、コピット版の方が全然いいな。 曲に関しては、圧倒的にALW版がいいな。今日の舞台は ぶつ切りって感じの曲が多くて私的には不快でした。 ただ、拳銃を構えるところや、ウール100%など、 ドリフのコント的な乗りでみるとそこそこ楽しめる と思います。 おすすめかといわれれば、おすすめしません。 でもこんなオペラ座の怪人もあるんだという ことで一度はみておいてもいいかも。
おすすめ度(1-10)→ 0.01
※この感想はblog↓でも掲載中です。コメントあったらぜひくださいね
GREEで知り合ったダンサーの方が 出るということで、東京アンテナコンテナ の旗揚げ公演「上海 J'triangle」 を観にいってきました。 これ!なんと!劇団I-CHI-MIの方々が 解散後に再び立ち上げた劇団だったんですね! パンフレットもらって気づきました! 前に劇団I-CHI-MIの公演観てもっと みたいーっと思っていたらその後解散 したと聞いてショックを受けていたんですが、 こんな形で、しかも旗揚げ公演を観れる とは感激。。 休憩無しの2時間の舞台。 場所は築地本願寺の小さな劇場。 舞台は体育館のような感じ。 満席でした。 最初の前説で「コメディとしてみて下さい」 といわれてたので、力を抜いてリラックス した状態で舞台がはじまりました。 面白い!ってか、脚本と演出素晴らしすぎ! 中心となる3人、イジリー岡田さん、小浦一優さん、 下平ヒロシさんはもちろんのことそのまわりの人 たちの個性がとてもいい〜。 特にジェイソンハンコックさんと勅使河原総見の 菊池均也さんが最高〜。 しかも声がいいんですよね。ジェイソンさんは 連続バク転とかしちゃうし、もうエビカニ三昧の 曲のところでは私、笑い転げてました。 あの曲最高です。あれ観るためにもう一回いきたいくらい。 歌あり、踊りあり、タップあり、笑い満載、そして ストーリーがしっかりしてるのも大きいと思う。 わかりやすいし。。それに加えて生なりのアドリブ が随所にあったりして、例えば誰かが台詞を噛む とすかさずそれにつっこんだりしてめっちゃ面白い。 最高の2時間でした。ってか、ミュージカル、演劇、お笑い といったカテゴリを意識しない、これぞエンターテイメント だって感じの舞台。次回公演は必ず観にいきたいです。 明日も後輩の演奏会がなかったら多分行ってた。。 教えてくれた吉丘さんもダンサーとしていろんな衣装で 登場されていて、みていて楽しかった。寿司の歌のところ の衣装とかも面白かった。 今日はイジリー岡田さんかなりファンになってしまった。 そして小浦一浦さんの脚本力に脱帽。。イジリー岡田 さんとの絡みもめっちゃおもろいし。 3月の若手公演、6月の第2回本公演、行きます!
おすすめ度(1-10)→ 10.0
しずくまちbという劇団の公演に いってきました。前回の花びらの骨 という公演がすごくよく、出演されている 役者さんの個性も好きだったので、 お気に入りの劇団の一つです。 今回の公演は、新江戸川公園という 職場のすぐ近くなのに場所がちょっと わかりにくいところで、最初バイクで 椿山荘の方から行こうとして結局行けず、 都電早稲田駅から行ったのですが、 すっごーく暗くて静かなところがある んですねー。でその中におっきな旧家 みたいなところがあって、その2階の一室 で卒塔婆小町を観てきました。畳の上に ざぶとん。舞台の後ろには窓の向こうの ライトアップされた木々。いいですねーこういうのも。 中央前から二列目通路側を確保しました(笑)。 さて、この卒塔婆小町、三島由紀夫の作品 らしいんですが、うーん、40分位という非常 に短い作品だったんですが、うーん、なんで? と考えさせられるところが多い作品なんですかね。 いろいろわからないことだらけで、終わった後の 消化不良感は否めないのですが、ハープや ピアニカ(うまかったー)、ボンゴなどの 演奏陣がやたらにうまく、また3人の役者さん の個性もよく出てたので楽しめました。 ただ、ちんどん屋みたいな女性の方の台詞 の内容はどうも個人的に??でした。 フランスから発展してしゃべりまくるところや いちゃいちゃカップルのシーンなど、なんか 本筋から浮きまくっていた気がするのですが。
おすすめ度(1-10)→ 3.5
※この感想はblog↓でも掲載中です。コメントあったらぜひくださいね
オケピ.comで譲っていただき、 渋谷シアターコクーンで今年最後の 観劇をしてきました。 野田秀樹「走れメルス」 終わってみてのまず感想。 最初は、う・・もしかしてこの変な コメディみたいな乗りで最後まで いくんだろうか。。。活舌悪くてあまり 明確に聴こえないし(これは台詞が 速すぎるから??)。。。って思って たんだけど、終わってみたら、 なんか変な満足感があり、途中から その展開の速さとテンポ感と独特の 雰囲気が気持ちよくもあり、最後は なんかしらないけど満足してました。 ストーリーは、説明しろといわれれば 説明できないくらいなんかよくわからない。 途中でわかったような気になったかと思えば 完全に裏切られてあれ?あれ?って感じで ひっくりかえっていったりして。。 でもなんか複雑なんだけどいろいろと 話が繋がっていそうでよくできた脚本 なんじゃないかって気にさせられるのが不思議。 演出も、結構自由な感じにみえつつ、いろいろと 考えてそうな感じで面白かったです。 で、野田秀樹さん自身も役者で出演 してるんですが、お元気ですねー。いい 味出されています。また、深津絵里さんと 小西真奈美さんがとーってもよかった。あれ だけのマシンガン的な台詞と、その抑揚 の使い分け、見事でした。圧倒されてました。 小西真奈美さんの大阪弁指導が濱田マリって 書いてあったのはちょっと笑った。濱田マリさんも 出演してはったんだけど、身軽なんですねー。 あまり台詞は多くなくて残念でしたが。。 続けてもう一度観ようとは思わないけど、 また次回上演される時はいってみたいです。
おすすめ度(1-10)→ 6.5
|