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シシィと歌おう!秋のウィーン&ミュンヘン ツアー
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編集:いっちー

こちらのページでは、ぷりん隊長といっちーが訪れた、ウィーンとミュンヘンの劇場情報をアップします。このページは、現地での取材結果を元に更新する予定です。お楽しみに!

各劇場のチケットの入手方法については、TICKETページをご覧下さい。


ライムント劇場
ライムント劇場
礼拝堂ブルクカペレ
礼拝堂ブルク・
カペレ
アン・デア・ウィーン劇場
アン・デア・
ウィーン劇場
ウィーン国立歌劇場
ウィーン
国立歌劇場
バイエルン国立歌劇場
バイエルン
国立歌劇場

 ■■ ライムント劇場
Raimund Theater
創設年:1893年
客席数:?人

ライムント劇場は、19世紀末にウィーンの市民団体によって設立された劇場である。こけら落しはライムントの妖精劇「Die gefesselte Phantasie」で、以後演劇やオペレッタを中心に上演していた。1984-85年に改修され、1987年からはVereinigte Bëhnen Wien社が所有。現在ではミュージカルを中心に上演している。
※Vereinigte Bëhnen Wien: 1987年創立の有限会社(GmbH)。Theater an der Wien、Raimund theater、Ronacherの3劇場を所有し、ミュージカルを中心に上演している。

ライムント劇場

アクセス U-BahnのWestbahnhof駅で下車し、Mariahilfer Gürtel通り沿いに10分ほど歩きます(夜は人通りが少なく、けっこう寂しいです)。しばらくするとイビスホテルが見えるので、次の角で左に入ると劇場が見えますf。劇場付近は観客でややがやがやしているので、すぐ分かるでしょう。

パンフレット 価格は5.5€でした。パンフレットは基本的にはドイツ語なんですが、英語の説明も充実しており、写真も多いので、お勧めできるかなと思います。

売店 1階には軽い飲み物と食べ物を売る売店があって、それとは別にバーバレラグッズを売る店がありました。

字幕 ありません

メモ 小さい劇場です。席に着くときは、入り口近くに居る人にチケットを見せると、席まで連れて行ってくれます。パンフレットを持っている場合が多いので、欲しい人はついでに買うといいでしょう。また、この劇場の地下1階がバー&喫煙室になってました。トイレはこの地下にしかないみたいです。

この劇場で変わってるなと思ったのが、平土間前部と後部の間に柱が2本立っていることです。この柱は上にあるボックス席を支えているのですが、そのせいで平土間後部の端の席からは、舞台の一部が見えなくなっています。なので、その辺の席は平土間の割りに非常に安いです。チケットを取るときはご注意ください。

演目がミュージカルであるせいか、軽めの服装の観客が多いですが、着飾っている方も多いです。背広で行って浮くことは無い感じですね。


 ■■ 礼拝堂ブルク・カペレ
Hofburgkapelle
創設年:1449年
客席数:1階は約70席

礼拝堂ブルク・カペレは、王宮のスイス宮にある礼拝堂。スイス宮自体は13世紀末に建設されたもので、これは王宮の中で最も古い建造物である。スイス宮の名前の由来は、マリア・テレジアの時代にスイス傭兵がここに宿営していたことより。

王宮礼拝堂

アクセス 私はKarlsplatzから行きました。ウィーン国立歌劇場の方から王宮に向かい、ヨーゼフ2世像のある門から中に入ると、そこが王宮礼拝堂です。人がいっぱい待っているので、すぐに分かります。チケットを予約してある場合は、一般の人の入場前に、脇の入り口から入場できます。チケットを引き換えたら、山ほどいる係員さんの誰かに見せると、「あちらにお進みください」みたいな感じで案内してくれます。礼拝堂の前にも係員さんが居て、チケットを見せると席まで案内してくれます。

売店 ボックスオフィスで、お土産やCD等を売っていたような気がします、、が、良く覚えていません。。

メモ 礼拝堂は4階建てになっていて、礼拝は1階で行われます。高いチケットを買うと、1階でミサを受けることが出来ます。1階席は約70あり、早く予約するほどいい席をゲットできるようです。

2,3階もミサ出席者の席らしいですが、よく分かりません。4階は楽団とウィーン少年合唱団の子がいるようで、礼拝中はそこから演奏に参加します。詳しい礼拝の様子については観劇レポートのページをご覧ください。なお、トイレは1箇所だけ、別棟の最上階にあります。礼拝堂内部はけっこう入り組んでいるので、迷子にならないようにご注意ください。

参加者の服装ですが、前の方はかなりきちんとしている方が多いです。ですが、観光客が多いせいか、後ろの方や立見席はかなりラフな服装の方が多いようです。ミサの最中は撮影禁止なんですが、ミサの開始前は撮影OKみたいで、あちこちで記念写真を撮っている方が居ました。また、ミサ終了直後に、少年合唱団の子が下まで降りてきて1曲歌うんですが、その時は撮影OKみたいで、あちこちでフラッシュがたかれていました。


 ■■ アン・デア・ウィーン劇場
Theater an der Wien
創設年:1801年
客席数:?人

アン・デア・ウィーン劇場は、エマヌエル・シカネーダー(モーツァルトの「魔笛」の台本を執筆)によって設立された劇場である。1806年にベートーヴェンの「フィデリオ」が初演された。1987年からはVereinigte Bëhnen Wien社が所有。現在ではミュージカルを中心に上演している。

アン・デア・ウィーン劇場

アクセス Karlsplatz駅からLinke Wienziele通り沿いに歩いて10分くらいで着きます。駅ではWiedner Hauptstr.方面に出るのがいいと思いますが、駅舎から出て左手の公園は怪しい人が多いので、要注意かも。ナッシュマルクトと呼ばれる市場の目の前です。

パンフレット 価格はライムント劇場と同じ5.5€でした。こちらも基本的にはドイツ語なんですが、英語の説明も充実しており、写真も多いので、お勧めできるかなと思います。席の案内係さんが売っています。

売店 グッズを売っている売店は、劇場の外にありました。劇場内部には、軽食を売る店があります。

字幕 ありません

メモ かなり小さい劇場で、一時期ウィーン国立歌劇場の代替として使われていたとは思えないほどです。規模としてはライムント劇場と同じくらいで、トイレは地階にありました。クローク(1.5€)の数は結構あるので、預けるのに待たされることは無いでしょう。

観劇中の写真撮影はNGみたいですが、カーテンコール中は写真撮影していいみたいで、フラッシュがたかれまくってました。舞台へ花束を投げ入れてる女の子も多かったです。


 ■■ ウィーン国立歌劇場
Wiener Staatsoper
創設年:1869年
音楽監督:小澤征爾
客席数:2,300席

ミラノ・スカラ座、バイエルン国立歌劇場と並ぶヨーロッパ3大シアターの1つ。こけら落しはモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」。第二次世界大戦中の1945年に爆撃により焼失。この後、暫くはアン・デア・ウィーン劇場やフォルクスオーパーが代替に使われていた。1948-1955年に再建され、ヨーロッパで最も広い舞台を持つ劇場として蘇っている。

ウィーン国立歌劇場

アクセス Karlsplatz駅からOper方面に出ると目の前です。とても分かりやすいので、迷うことはまず無いでしょう。予約したチケットの引き換えは、当日劇場でもできるらしいですが、事前に引き換える場合は、劇場近くのチケットセンター(この写真だと、建物の反対側の道路の向こうにある)に行きます。

パンフレット 価格は3.5€で、劇場内部へのドアのところに立っている係員さんが売っています。席も彼らが教えてくれるので、チケットを見せて席に案内してもらうついでにパンフを買って、端数の0.5€をチップであげるのがスマートかなーなんて思ってます。なお、パンフはほぼ全編ドイツ語ですが、最後に日本語のあらすじが1ページくらいで載っているので、観劇前に軽く目を通しておくと良いでしょう。写真なんかはほとんど無いです。

売店 お土産屋さん的なものは劇場内部には無いようです。軽い飲み物と食べ物を売るお店はたくさんあるので、幕間にはそこで腹ごしらえをすると良いかと思います。お値段はちょっと高めで、ペプシコーラが3.2€でした。

お土産を買うなら、劇場を出て反時計方向に回るとARCADIAというお店があるので、そこで買うのがいいと思います。ここには当日券売り場みたいのもありますが、行っていないので詳細は不明です。

ウィーン国立歌劇場の字幕表示装置

字幕 座席等に備え付けられた各観客専用の字幕表示装置で見れます。ドイツ語、英語、表示なしの切り替えが可能なようです。残念ながら日本語には対応していません。

メモ 外から見るとけっこうしょぼい感じなんですが、世界三大シアターの1つだけあって、中は非常に豪華絢爛です。クローク(0.97€)の数は非常に多く、預けも受け取りも待たされることはほとんど無いでしょう。

なお、半ば観光地化されているせいか、観劇マナーは非常に悪く、上演中に物音を立てる人やフラッシュをたいて写真撮影をする人が多かったです。飲み物屋さんでは割り込む人間が非常に多く、やりたい放題の人が多いなあと思いました。


 ■■ バイエルン国立歌劇場
Bayerische Staatsoper
創設年:1818年創立
音楽監督:ズービン・メータ
客席数:2,100席

ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場と並ぶヨーロッパ3大シアターの1つ。ワーグナーのオペラが数多く初演された。第二次世界大戦中の1943年に爆撃により焼失。資金難のため再建が危ぶまれたが、市民団体の努力により1954年から再建に着手。6,200万マルクの資金を投じた5年間の工事により、1964年に再建された。

バイエルン国立歌劇場

アクセス ミュンヘン中央駅から19番の路面電車に乗り、「Nationaltheater」の停留所で降ります。8分くらいで着きます。

パンフレット 劇場の各所にイスを置いてパンフレットを打っています。売店でも買えます。演目によって構成はかなり異なり、写真があまり無いものもありますが、カラー写真がふんだんに使われているものもあったりします。オペラの5€で、バレエの場合は2.5€でした(演目によって違うのかも)。

売店 軽い飲み物と食べ物を売るお店はウィーン国立歌劇場よりやや少なめで、列が出来ていましたが、店員さんの対応が早いのであまり待たずに買えます。ビターレモン(レモン味のソーダ水)が2.5€でした。なお、買う順番を1列になって待っているあたり、客層の良さを感じます。こちらの歌劇場ではお土産屋さんがあり、バイエルン国立歌劇場グッズ(大してない)の他、音楽関連の文房具やCD/DVD等を売っています。

字幕 舞台の上の方に表示されます。非常に見難いです。ドイツ語の演目の場合は表示されません。

メモ 外から見ても豪華絢爛ですが、内装も非常に豪華です。調度品はウィーン国立歌劇場と同程度ですが、ミッテルロージュなんかは一般の人が入れないようになっているようで、格式はこちらの方が遥かに高く感じます。ラフな服装の観客は皆無に等しく、ドレスコードがかなり厳密に守られているように感じました。観客の観劇マナーも非常に良く、とても気持ちよく観劇できました。劇場内部での写真撮影は不可であるようです。

クロークはたくさんありまして、席種により使えるクロークが分けられているようです。無料で使用できます。数が多いので、預けも受け取りもあまり待たされることは無いと思います。

ちょっと困ったのは、外国人の観客が少ないせいか、英語の分からない係員さんが少なくない点です。簡単なドイツ語は覚えていった方がいいかもしれません。あと、この劇場は平土間の前4列くらいに傾斜が無いので、4列目くらいは最悪に舞台が見難いです。チケットが高い割に不思議です。平土間を取るのなら、7列目以降あたりが良いかと思いました。

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