2001年6月21日 テレビ東京 TVチャンピオン ケーキ職人選手権 第2回戦 「新プリン・ア・ラ・モード対決」 現場収録レポ 前回はここ 前々回はこっち |
ぷりん友の会、TVチャンピオン審査員第三弾! 5月19日に行われた収録の模様をたっぷりとレポート致します。 今回は2回戦でテーマが「新・プリン・ア・ラ・モード」。 プリンの他にフルーツやその他のいろいろなものとの 組み合わせを味わえるなんて、なんて素晴らしい企画! ということで、早速ぷりん友の会の10名 (今回の募集は主に プリンML)が5月19日高田の馬場の 東京製菓学校に集結しました。 私は何人かと待ち合わせてかなり早めの4時半から会場入り。 そこで、前回審査員を務めてくださった「影武者」さんが なんと手作りプリンを差し入れしてくれました! これにみんなでプリンちゃんのニューバージョンの シールをはると、これがなんともぴったり。どう なかなかいけてません? この影武者さん手作りのプリンをみんなで味わいながら、 今か今かと収録開始を待っていました。時刻は5時、6時 と過ぎていきますが、どうやら前の収録がおしているようで なかなかスタートしません。冷蔵庫のように寒い控え室(というか調理場) で固いいすに座って談笑しながら待ちます。 そんな時私の携帯がプルルルル。なんと!一人突然いけなくなった との連絡。なに〜!それはないだろうということで、急遽知り合いを あたったり、審査員の人たちの知り合いをあたってもりますが、 全然見つからず、会場前で通行人に声をかけようかと思ったその 時、一人の審査員のお友達が学校から直接かけつけてくれて一安心(ほんとにありがとう)。 こんなトラブルが一段落してもまだ始まりません。時間は7時半。 お弁当が運ばれてきました。うーん、長くなりそうな気配。これから どれくらいの量のデザートを食べるかわからないだけに、ちょっと お弁当を躊躇してましたが、結局みんなでお弁当を食べることに。 食べ終わって一段落しようと思ったころ、「お願いします」という スタッフの方。時すでに8時半。 いよいよ収録開始です。まずみんなで集合撮影。この映像が多分 放送の時に一番最初にぱっと一瞬だけ紹介されるんでしょうね。で、その後 プリンが運ばれてくるまでまたしばし休憩。この時、我々10名の 審査員の他に今回審査を担当するカメラマンの斎藤さんとお菓子研究家の 柳瀬さんと少しお話したのですが、柳瀬さんは、6月にプリンの本を 発売されるということで、これまた楽しみが一つ増えました。 さて、いよいよ撮影開始です。プリンが続々と運ばれてきました。 まず4人のシェフが登場。まずは作品の説明、そして質問タイム。 まだこの時点では食べれません(みんな食べたくてうずうずしている のがすごく伝わってきました)。 さて、シェフみずから作品をひとつひとつお皿にとりわけ、 いよいよ待ちにまった試食タイム!! なにしろ今回はシェフが4人でしかも プリンだけじゃなくてアラモードだからボリュームが多い (おそらくこの時点で先ほどのお弁当を後悔していた審査員がかなり 多かったはず)。 シェフにいろいろと質問したりしながら、みんなわいわいいいながら 食べたり話したり。ただ、時間が全然なく、スタッフにせかされながら みんな駆け足で立ちながら食べてました。 そんな横で、引率&記録係の私は、横の部屋に運ばれてきたみんなに 配り終えられた残りのプリンアラモードを、食べ放題。 が、ほとんどメインの部分はみんなが食べてしまった後なので、 まわりのフルーツとか、底のパイがほとんど。そんな中、増田さん のプリンアラモードだけが一つ丸ごとボーンと運ばれてきたので、 飛びつきました。お、おおおお!これはいけます。 プリンだけでも美味しいんだけど、もちっとした食感の牛皮 とフルーツとがこれまたよくあう! なんともいえずクラクラ〜っときます。 他の方のは、メインの部分がほとんど食べれなかったのですが、 大濱さんの作品のフルーツ、メインのプリンを食べてないんだけど、 このフルーツだけで感動〜、プリンと一緒に食べるとどんな具合なんでしょう。 若林さんのプリンはパイしか食べれなかった。。。 ただ、個人的にパイがそんなに好きじゃないのもあるんだけど、 パイとプリンの組み合わせはいまいちかなぁ。。。 岡田さんのパンプリンのアラモードは、アイデア的にはいいと思いましたが。。。 さて、そしていよいよ投票。あの黄色いボールをもっていっせいに投票です。 お、おおお、おおおおおお、なんと、見事に票が二つに分かれました。 増田さん[6],若林さん[0],大濱さん[4],岡田さん[0] 。これは驚き。そして専門家の3人の投票を加えて、 さて結果は! 増田さん[10],大濱さん[7],若林さん[2],岡田さん[0]。 牛皮を使った増田さん、見事2回戦をトップで飾りました! パンプリンという岡田さんの発想などはとっても面白いなぁと思ったけど、 やっぱり「ぷりん友の会」ではプリンというとプルンとしたプリン の美味しさを感じさせつつフルーツやその他の素材とうまくバランス をとった作品が人気があったみたいですね。 では、以下、審査員の方々の本音をじっくりとお聞きください! |
増田さん 「What's egg?」
>>作品を見る(by テレビ東京) Seiyoken the kitchen 千葉県船橋市印内町603-1, tel:0474-35-2546 私が投票したのは増田さんでした。食べる順番が最後になってしまった のが、実に実に残念です。結構、Tさん(先日の甘味大食い選手権にも出場)に付き合って頑張って完食していたので いっぱいいっぱいだったんです。自業自得なんですけど(笑)まず、見てビックリ、 割ってビックリ、食べてビックリでした。最初に見た時は一番衝撃的な感じでした。 正直「え…?」という感じで、シンプルだから中身もシンプルだと残念だなぁと思っ たのですが、実はすっごい色んな物がぎっしり詰まっていて、もう良かった!! しか も大きいプリンがちゃんと入ってる!! スポンジも好きだし、生クリームも好きだし、 バナナ(!!)も。結構、他の皆さんがベリー系とかおしゃれな感じが多かった中、ベ リー系もありつつバナナが懐かしさというか暖かさを感じて「やっぱりプリンアラ モードはこれだよな」と思いました。Tさんは、増田さんのはプリンアラモードで はないと感じて、大濱さんに投票したといってましたが、私は一番増田さんのプリン アラモードをプリンアラモードだと思いました。新プリンアラモードという物を、他 の3人の方がプリン自体を変えることで表現しようとしたものを、プリンはオーソ ドックスなタイプのプリンを使いつつ、なのに正しく新プリンアラモードを表現した 増田さんに1票です。ただ個人的にはお腹がいっぱいだったせいか、皆さんに好評の ぎゅうひがキツかったです。 アイディアが一番良かった。 私は甘い牛皮が好きじゃないので、選ばなかった。 あの牛皮が甘くなければ、丁度中の甘さを中和していい感じになったのに、 って思った。だって和菓子ってそういうものでしょ? 見た目は、やはり一番変わっていたので興味もそそられました。他の 人たちの装飾は、ある種誰でも思いつくものだと思ったので、斬新さと いう点でいったら一番だと思ってました。 で、食べてみての感想。一番美味しかったです。 まず、牛皮とプリンとパイとフルーツの食感の違いがかもし出すハーモニー が絶妙であったこと。プリンは、普通のプリン?よりも少し硬めに作ってありま した。 その硬さのバランスが「すごい!」と思いました。やわらかすぎず硬すぎず、 パイと牛皮のちょうど中間ぐらいの噛み応えでした。牛皮とプリンとフルーツで 食べたり、パイとプリンとフルーツで食べたり、牛皮とパイとプリンで 食べてみたり、、、と、味も食感も色々なパターンで楽しめました。 ちなみに私が一番美味しいと思ったのは牛皮とプリンとパイナップルの パターンです。うーん。思い出してまた食べたくなってきた。 1番インパクトが強く、見た目だけでは何なのか 分からなかったのに、中身はちゃんとデザートになって いたところが新プリンアラモードとしての勝因だった のではないかとおもいます。私はケーキじゃないかー!と 思ったので、迷ったけど票を入れませんでした。 ズバリ投票しました。第一印象から決めてました(笑) 見た目からしてもう、プリン・ア・ラ・モードじゃない。 はやく中が見たいよー、食べたいよーって気になる気になる。 そして3番目にやっと食べれたのですが、完成形と試食形じゃ まるで別物のように、見た目が違う! 牛皮とプリンとパイ生地とカスタードとスポンジとフルーツいろいろ。 なんとも贅沢な取り合わせにうっとりしながら食べました。 しかもぱっと見ではどのフルーツがどこに入っているか探すのが 宝探しのような感じで、楽しかった。 増田さんが「娘が牛皮とプリンが大好きなんで・・・」という お話をされたのも印象的でした。ああ、なんて幸せなお嬢様。 是非実際に商品化してほしい!! 私は増田さんに投票しました。牛皮、おいしかったですよね。 そしてなにより中のプリンがおいしかった!決め手はこれでした。 ほかの3人のシェフのももちろんおいしかったのですが、プリンの おいしさという点ではやはり増田さんでした。 放送が楽しみです〜作業段階の映像も見てみたい。 個人的にはあまり…という感じでした。というか試食が最後だった 為おなかの方も一杯だったからかもしれませんが巨大なぎゅうひ の包みの中にありとあらゆるものが入っていた為分析するのに 苦労してしまったというのが本音です。中のプリンが少し堅すぎた ような気もします。私的には中野さんのプリンの方が美味しかった。 外見は 何が入っているのかどきどき ととるかあまり可愛げが ないととるか賛否両論のような気もしますが…。ちなみに外側の ぱりぱりとした薄いパイ(ネーミングは不明)は美味しかったです。 この人に票を入れました。プリン自体は割とオーソドックス。 卵の形がとても食欲をそそりました。さっくりしたパイ生地とケーキ生地 両方楽しめたのもよかったです。何より、牛皮との相性がぱっちり。 おもちみたいな感じなので口の中で残り、プリン味を長く楽しめる感じで した。プリンだけだとほとんど噛みませんから。もう一度食べたいです。 パラダイス?でしたっけ。貝殻風に盛り付けられたプリンがとてもきれい でした。脇に添えられたプリンをゼリーで覆ったやつもなかなかおいしか ったです。紅茶味のゼリーだったんですけど、なかなかよい相性ですね。 プリンと紅茶は。惜しむらくは、貝殻のパイの甘さ。プリンといっしょに 食べたら甘さでプリンの味がぶっ飛んだ感じがしました。やはり主役はプ リンでないと。でも見た目、アイデアともにかなりよかったです。 色々な味が楽しめておいしかったけど、色々有りすぎて凝りすぎて逆に インパクトが弱くなってしまって 選ばなかった。(ってか思い出さんかった) でも いちごソースといちごプリンは絶品だった。もっと目立てば良かったのに。 なんか「これ」っていうインパクト(目玉、会社で言う肝)+飾りの味、 っていう構成の方が良かったと思った。 パイはお皿としてではなく、一緒に食べられる工夫が欲しかった。おいしいパイだったし。 何故か若林さん自身の印象が強くて、プリンアラモードの印象が一番 残っていない人です…3種類のプリンが楽しめたのは、非常に良かったのですが、どれ も量が少ないので若干の不満が残りました。メインに使われていたプリンも少なかっ た。紅茶のプリンもコーヒープリンも好きだから、あの2種類が味わえたのは嬉しかっ たんですけど。あと貝殻のパイ生地ですが、一緒に食べると美味しいですよ!と言わ れた時には時既に遅くプリンは食べちゃったよ…状態でした。パイ生地は美味しかっ たけど、手で持って食べるにはベトベトしてしまったので、マイナス点でした。 最初に食べたのは若林さんのです。 見た目は非常に綺麗で、細かいところまで作りこんでありました。 見た目の装飾の美しさでは、一番だと思いました。ただ、装飾のテーマは 別に誰でも思いつくような。。。という感じです。 味は美味しかったです。ただ、プリンが柔らかすぎて主張がなかった。 フルーツやパイが美味しく、また歯ごたえもあったので、食べているうちに プリンの存在を忘れました。ケーキとしては美味しいけど、これでは プリンの意味ないかなぁ。。。と。 貝殻の中にプリンがあって、キラキラしたゼリーに囲まれて まさにパラダイス!!という感じでした。 私的にはメインのプリンの横にあった微量の苺のプリンが すごくおいしくてもっと食べたかったなあ・・・。 紅茶のプリンとチョコプリン(とろとろ)が中に入ってたゼリーが ブランデーゼリーでちょっと苦手でした・・・。 若林さんが話しやすい良い方だったので、食べながら お話しするのも楽しかったです。 見た目はとっても可愛かったです。特に試食用の小さいのは女性 受けしそう。ただ中のプリンをまじまじ眺めると結構作りが見えて しまっていまいちという感じでした。(プリンにスポンジがサンドされ ているのがやけにはっきりわかってしまった)プリンの味はあまり にも普通っぽかったような気も。食べ際にカラメルソースをかけて 頂いたのですがソースが甘すぎたのもマイナス評価です(あくまで 個人的な意見です)カラメルというよりメープルシロップに近かった ような気がしました。外側のパイ生地もキャラメリゼしてあったので いまいち甘いだけでめりはりがなかったというのが全般の意見です。
大濱さん 「森のフルーツ畑」
>>作品を見る(by テレビ東京) 大濱さんのプリンアラモードの説明を聞いた時は、正直言って一番苦手 なタイプだなと思っていました。元々ケーキなどには果物が不要な人間なのです。栗 ・芋・かぼちゃ・バナナくらいでしょうか、自分で入っていて嬉しい果物は、だからベ リー系がたっぷりという宣伝文句などには全く惹かれません。なので大濱さんのプリ ンアラモードが一番苦手かなと思っていたのに、超超美味かったです。失礼ながら、 大濱さん自身の見た目からは、オーソドックスなケーキしか作りません、という印象 を受けるのに、あの繊細な色使いや味わい、素晴らしかったです。プリンがクリーム 系で非常に美味しかったものの、私の中のプリンアラモードのイメージと合わなかっ たので投票しなかったのですが、誰のケーキを一番買いに行きたいかと言われたら、 私は大濱さんのケーキを食べてみたいと思いました。 私、この人選んだの。 何って、やっぱり口当たりの良さとシャリシャリしたピーチの組み合わせに参ったのよ。 歯ざわりって大切だと思う。私、チョコミントアイスとかナッツチョコアイスが好きなのって それだもん。 あと、ひやってした感触がすごくよかった。 甘い物はやっぱり 冷たいほうが食べていておいしい。 あとすごく 全体的に統一されていた気がする。味とコンセプトと、何を売りにしたい かって いう目玉と。丁度若林さんの逆。 正直、見た目が一番ショボイと思いました。で?って感じで。 どこに工夫があるのかよくわからなかった。 味は、、、うーん。正直一番美味しくないと思いました。 プリンが柔らかすぎて、まるでソースみたいでした。 味もオーソドックスで、逆に私には主張がぼやけているように 感じました。横に盛り付けてあったピーチだけ食べているほうが 美味しい?なーんて思っていたりして。審査で大濱さんに 票が沢山入ったので、実は少々面食らいました。ひょっとしたら 4番目ということで、お腹が一杯だったから辛口な評価に なったのかもしれません。空腹の時にもう一度食べてみたいです。 プリン単体だったらこの人のが一番おいしかったかも。超クリーミープリ ンは、ほんとに生クリームよりもやわらかかった。ん、プリンシェイク?? プリン自体はよかったし、味もグッドでしたが、組み合わせ的にわりとノ ーマルな感じで若干見劣りしました。もちろん充分おいしいのだけれど。 オーソドックスでしたね。 プリンを二層にしてて、そのなかに冷凍フルーツを 挟むという試みは大成功だったと思います。 すごく合ってた。甘過ぎなくて、さっぱりでぱくぱくいけた! 私が唯一完食したアラモードです。(最初のだったこともあるけど) プリン自体もクリームみたいにとろとろで美味!! 大濱さんのプリンは、別にアラモードじゃなくていいから まん中のプリン部分だけ商品化して欲しいなあ。(笑) 私は大濱さんに1票。だからというわけではないのですが美味しかっ たです。コメントでも述べてしまいましたが食感と甘さ、両方のバラン スがとれていたように思います。総評としては4名の中で一番甘く なかったように思います。私個人がどちらかというとさっぱり系なので これはかなり自己的評価かも知れませんが。大きい割にはいくらでも 食べれそうという感じでした(しょっぱなから完食は断念しましたが) ただそういうわけで大濱さんの作品を1番はじめに半分以上食べて しまった為少し他のものより有利になってしまっていたかもしれません。 人間おなかがすいたときに食べた方が美味しく感じるもんです。でも これって審査員としては失格???ひとつだけ批評を言うとすれば 添えてあったクリームはホイップクリームというよりもソフトクリームに 近く何だかとぐろを巻いたコブラのようでいただけなかったということ でしょうか。 私は大濱さんに投票しました。最初見た時は、シンプル すぎて印象が薄かったんですけど、プリンの味が何よりも 気に入りました。クリームみたいな、なめらかなプリンと 紅茶のプリンの間にシャリシャリしたピーチがあることで 口の中でいろんな味がして呑み込むのがもったいなかった くらいでした。
岡田さん 「天の川」
>> 作品を見る(by テレビ東京) これまた見た目は可愛く綺麗に作ってあるけど、平凡かな。。。という感じ。 この食材をこんな風に使ったのか?見たいなのがありませんでした。 単なる装飾対決!というテーマでも若林さんのやつのほうが良いかなぁ、、、なんて。 味は、美味しかったです。大人の味という感じで、非常に落ち着いた甘味 で好感が持てました。「紅茶が欲しい!!!」と強烈に思ったのを良く覚えて います。なんで紅茶が欲しいと思ったか?それには2つの理由があると 思います。1つは、味が大人風味で 一気にパクパク食べるというよりか、じっくりゆっくり味わって食べる 感じのものだったことがあると思います(伝わるかな?)。2つ目は、 岡田さんの作ったのがプリンではなくケーキだったことです。 プリンの影も形もないように感じた。。。ケーキ対決なら、私は 彼を高く評価したと思うんですが、あれはプリンアラモード対決だったので。 パンプディングの割にはおいしかった。っていうのが素直な印象。 パンプディングって普通あんまりおいしくないから。 でもメープルシロップ使いすぎて、ぷりんって感じがしなかった。 やっぱりプリン=キャラメルってのがあるから、あれでキャラメルのほうが強ければ 感動したかも。(だって、キャラメルの味とか匂いでプリンらしさを出すでしょ? いんちきプリンのお菓子って。それくらいやっぱり因果関係が強いと思う) お気の毒でした。プリンというよりプリン風味のスポンジケーキ。ん?と 一瞬衝撃を受けかけましたが、真のプリンに勝るほどの味わいではなかっ た気がします。アイデアは一番すごかったけど、オリジナルのプリンは超 えていなかったかなぁ。プリンアラモードとはいえ、やはりプリンのプル プル感は必須ですね。やっぱりそれがないと、違うお菓子みたいです。 奇抜すぎたのでしょうか。 パンプティングって、そんなに食べたことがなっかたので、 これってプリン!?って思ってしまいました。 プリンアラモードみたいなデザートは食べていく征服感が 楽しいと思うので、その征服するものが少なかったために、 物足りなく感じたのだと思います。 プリンとしてではなくデザートとして考えたら個人的には凄く好みで す。生地もしっかりとしていてフォークとかでも食べ易いし、ソースの中に入ってい たナッツ・ドライフルーツ等、自分の好みの味でした。クルミ大好きなんです!ただ、 見た目が天の川というのは良く表現できていたと思うのですが、器の部分と中のプリ ンとの大きさのバランスが取れていない気がしました。あと、見た目がちょっと地味 かなって感じでしたね。プリンアラモードではなくデザートとして考えるならそれも またシックでいいと思います。今回は新プリンアラモードで今までに見たことがない プリンアラモードというお題でしたが、岡田さんのはプリンアラモードとは言えない と思います。でも、あの中の部分だけでケーキとして売っていたら(ソース付)多分、 買って食べます。美味しかったから(笑) 大人っぽくて綺麗な盛りつけ。 どちらかというと大人向けのデザート、という感じがしました。 パンプディングにはあんまり馴染みがなかったし、 「やっぱりアラモードはプリンじゃない?」って思ってしまった。 クルミとパンプディングと蜂蜜アイスの味は好きだったけど。 4つ食べるうちで最後に食べたこともあって、あんまり たくさんは食べれなくて申し訳なかったです。 かなり濃厚でした。上記名前のごとくゴンドラ状の厚いクッキーも迫力 でしたが。今回のテーマは「今までにない」ようなプリンということですが ちょっと枠から外れすぎかなというような気もしました。中の無花果も アピールの割には存在感が消されていたように思います。あくまでプリ ンという観点からのべるとアイスクリームのせバターケーキに近いもの だったので何で…???という感じでした。ただ決してまずいものでは なかったので、というかきっと普段の日にゆっくり食べれば感動もの だったのかもしれません。審査後の様子も何だか悪いなぁと感じてし まいました。 見た目では1番良かったです。これこそ芸術的なデザート だと思いました。でも、プリンがそれぞれ小さかったので、 食べた時の満足感が無くて、プリンよりパイを食べたぞ! って感じでした。
■ 全体を通しての感想 試食するまで、だいぶ待たされたのはしょうがないと思います。 スッタフの方も大変そうだったし。でも、試食を焦ってさせられた ことに腹が立ちました。もっとゆっくり味わいたかったです。 (全部食べといて言うのも何ですけど・・・。) 今回の評価は時間的制約や量、個人の 味覚にもかなり影響されていると思います。あくまで今回に限っての 個人的なうんちくだと思ってください。 あんなにボリュームがある物が出てくるとわかっていたら、多少お腹が すいてもお弁当は抜きました。企画自体は大感謝です。 また、多分皆共通の意見でしょうけど、あんなけ待たせたん だから、もっとゆっくり食べさせろ!!です。さっさと食えよと言わんばかりの態度や 言葉、確かに食べさせてもらっているし、それに関してはとても感謝しますけど、あ の状態で本当に正しい評価が出来るのかどうか、疑問です。こんな事言っちゃうと次 何かあっても参加させてもらえなくなっちゃうと心配なんですが、正直に言ってみました。 4人のプリンアラモード対決は、やはりさすがはプロ!それぞれに 個性があって、どれも絶品でした。まさに新・プリンアラモード!!
私が順位をつけるなら 単純に「食べてボール入れればいんだよね」って思ってたので 審査員撮りとかはちょっとドキドキしてしまいました。 どこにも売っていないゴージャスな一流パティシエのデザートが 4つも食べれるなんて、本当に本当に幸せだった。 ただ時間が限られてて「はいはい、次!」「全部食べなくていいんだよ(やや怒)」 と言われるのはつらかったけど・・・。だって食べたいんだもん。 テレビの裏側見たり!って感じでもありましたね。 あと、中村さんが「同好会」って連発するのがウケました(笑) でも、すごく楽しかったので、是非また皆さんで集まれたらいいなあ。 誰もが思ったと思うけど、食べる時間が少ない。 食べる量が多い。 ああいうの食べる人って、基本的に全部食べないとっていう強迫観念があるから あの量はきついと思う。もっと小ぶりにして欲しかった。 本人に批評を伝えたいと思った。 (例えばジャッジペーパーを渡す、とか) 一人しか選べないから、なんで選んだのか、又は選ばなかったけど、 気に入ったところはどこか、を伝えたいと思った。 別に選ばなかった人のものがまずかったわけではないんだから。 それなりの理由があるってことを分かって欲しいと思った。 待ち時間が長かったので、それがちょっと。でもまあテレビの撮影なんてそん なものなのかもしれないなぁと思ったりもします。 いくら一般審査員とはいえ、プロの職人が作ったものを批評するのは気が引け ましたね。申し訳ないっす。 最後に、マイクについてるプリンは硬かったです。 |
おまけ: 影武者さんの美味しいプリンレシピ
材料 (本体のみ。11個分):
1. 牛乳+シロップを65〜70度で温める
そしてさらにおまけ。
美味しかったです。これしかいえません。 市販のプリンだといっても別に疑わないと思います。 キャラクターのシールをはるとほんとに市販のプリン以上。 メープルシロップがこれまた美味しいし、全体的なバランスが とてもよくて、「もう一個!」と叫びたくなりました。 今まで食べた手作りのプリンは、固いプリンしかなかったので、 あんなトロトロのプリンが手作りだなんて信じられなくて、 ほんっっっとにおいしくてカンドーしました! もっと食べたかったなぁーー。(自分じゃ作れないので・・・。) 確かに美味しいのは美味しかったです。ただ個人的にはプリンにはカラメルが無い位 の方が好きなんです。カラメルがあるとその味が強くてプリン自体の繊細な味がなく なってしまう気がして…な訳なので生地自体の味が濃厚な生クリームとかバニラビー ンズを使ったタイプが好きなのでちょっと自分で買うかと言われると違うかなって気 がします。ちょっとあっさりめタイプだったんですよね。結果、美味しいけど私の好 みのプリンではないな、が感想です。 美味しかったです!!砂糖のかわりにメープルシロップを使って いるからでしょうか。全く後味が残らなかった(くどくなかった) 堅さも丁度良い感じでしたし。選手の方に負けず劣らずでしたね。 事細かに作り方を聞きまくってしまったので是非是非自宅でも挑戦 してみようと思ってます。またプリン作りにはまりそう…。 手作りでこんなにおいしくなるんだ〜 と、感動しました。とろ〜りとした食感がとてもおいしかったです。 手作りっぽくなくてびっくり!! 「これ、どこどこのプリンなんだけど・・・」 って出しても全然ばれないと思います(笑) やわらかさが私ごのみでした。 家でも作ってみようかなあ。 |