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2000年12月14日
テレビ東京テレビチャンピオン ケーキ職人選手権
敗者復活戦 「新作シュー&プリン勝負」
収録現場レポート  (前回のレポートはこちら)

この戦いの審査員をまたぷりん友の会が担当するという名誉に!! 10月30日におこなわれた収録の様子や、審査員達の率直なレポートを お届けいたします。

今回は、プリンとシュークリームを合体させて、今までなかった 新たなケーキを作るというのがテーマ。審査員はプリン好きの ぷりん友の会から4名、シュークリーム好きの「シュープリームズ」 から4名、そして歴代甘味王チャンピオンの方2名の合計10名。

収録は、平日の昼間。そう、会社勤めの方は会社をお休みしての 参加でした。収録開始が2時間も遅れたのですが、その間に今回 初顔合わせの人達の間で話もはずみ、歴代甘味王の方ともお話でき、 さらに、なーんと、プリンを作ってきてくださった方がいらっしゃ ったんです! もう感激。みんなでとっても美味しくいただきました。
まず全員揃ってパチリ。簡単な団体紹介などの後、いよいよ 2人のシェフのシュー&プリンが運ばれてきました。 そして試食ターイム! 二つのグループに分かれ、みんな シュー&プリンの前に一目散。

【 審査員の本音 】

☆☆☆ 大濱さんの「泡雪」 ☆☆☆

大濱 幸雄
「クィーン洋菓子店」
栃木県宇都宮市若草1−9−9

大濱さんのほうは、見た目も味も私好み。 まずは生クリームとプリンの組み合わせなんて、 王道じゃないですか(笑)。 そのプリンも牛乳プリンであっさりめで 生クリームとあってました。下のクレープも中に隠れた シューのカリカリと生クリームプリンのこってり、 りんごのサクサクとした食感が絶妙でした。 シューにクッキーの生地をのせて焼くというあたりに、 工夫が感じれられましたね。 (じゃないと、シューがすぐにしめっちゃいますからね) 一番上にのっていたものも、果物じゃなく春雨を揚げた ものだったので、よかったですね。 果物だと、ちょっと普通っぽい(!?)ので。(笑) ひとつで色々な食感が楽しめたし、よかったですね〜

確かに美味いといえば美味いが量が多すぎた気がする。下の段にあったカスター ドの甘さは悪くなかったし、いろんなものが入っていたので食感が新しかった。

まず、見た目はふわふわというか雪のような生クリームが とろーんと上に乗ってて今にもとろけそうな感じでした。 なのに食べてみるとクッキー生地とりんごのさくさくとした 食感があって、見た目と食べた感じのギャップがあり、いい意味で 裏切られました。クレープで包まれていて、食べてみないと分からない ところがいいと思いました。 でも、みなさん口をそろえて言っていましたが、本当にシューの部分の クッキー生地がさくさくでおいしかった♪ヾ(≧∇≦)〃 シュークリームの生地って思い浮かぶのは1つしかなかったから、 アイデアに驚かされました。 本当においしかったから是非商品化してみんなに食べてほしいです。

★★★ 穐山さんの「きまぐれポティロン」 ★★★

穐山 敏信
「コーヒーハウス 樹林」
東京都新宿区西新宿2−2−1
京王プラザホテル 2F

かぼちゃのプリン、絶品でした。 とっても口あたりがなめらかだし、メープルシロップで かぼちゃの本来の甘さを出していると言ってましたが、 そのかぼちゃのプリンの甘さと下のサバランとの味の バランスが絶妙でした。
かぼちゃプリンの中にさらにかぼちゃがそのまま入っていたり、 シュー生地をまわりに貼りつけるなどアイデアもよかったと思います。

カボチャプリンの方は一言でいってしまえば上品な味のカボチャ料理の感があ る。プリンでもなく、シュークリームでもない。ケーキといった方が適切であろう。 味はパンチに欠ける。しかし、それは控えめで奥深いという言い方もできるわけで、 好みによって好き、嫌いが別れるのではなかろうか。

カボチャプリンは、素朴で、かぼちゃの味と食感を良く覚えています ヘルシー思考の方なら、受けるのではないでしょうか。 レストランのメニューにあるならいけると思います。 ただ、材料の持ち味を出すなら、かぼちゃは煮て食べた方おいしいのではと思います。

普通っぽい感じでした。 おいしいんだけど、もう少し甘さもほしかったところかな・・。 かぼちゃの種をのせるなら、もう一工夫ほしかったし、 私が食べたときには、すでに横のシューが湿り始めていて、 せっかくのサクサク感が半減していました(2個目に食べたのですが)。 今度は槿山さんの得意な素材のケーキを食べてみたいです(笑)。


【 審査員のぼそぼそ 】

今回は創作デザートの部類に入るわけだが、もう少し、ストレートな形できて もらってもよかったのではないかと思う。プリンにシュークリームが乗ってい てもそれだけでも両者のバランスがとれていればその方がおいしいと思った。 互いの技量をそそぎ込んだ料理というにはいささか安易な気がした。

ちょっと辛口かもしれないんですけど、 正直言ってもっとすごいのが出てくるかとおもってましたけど 案外普通っぽかったかな・・・ 勝った人の方は確かにおいしかったけど、 見た目はぼってりした感じで・・・今ひとつ。 京王プラザの人の方は見た目はちょっとおしゃれっぽかったけど 味の方は別においしいとも思わなかったです。

93年から,ケーキ職人のビデオはほとんどとってあるほど、 大好きな番組で、念願の審査員になれて、本当にうれしかったです!

実際食べてみて、とってもおいしかったのですが、 プリンとシュークリームの合体は,無理があるような気がしました。

私は,秋山さんにいれましたが,うちに帰ってきてまた食べたいなーと 思ったのは,大浜さんのほうでした。大浜さんのケーキに、りんごを キャラメリーゼしたり、どこかにカラメルの味があれば、私も大浜さんに いれたと思います。 秋山さんのほうは,もう少し甘い方がおいしいと思いました。 周りのぱりぱりの皮が,パイのようでおいしかった。

ヤラセがなく、本当に審査員の感覚に勝敗がかかっているので、 腕よりもウケを狙った物が勝つ (やっぱりかぼちゃは一般的でなかったということですね) 立ったままでなく座った状態で、さらに同時に2つを食べ比べてみたかった。 最近のプリンはなめらか系なので、クリームとプリンの食感が似ていた。 もっとプリンらしいつるっとした食感の方が差が出ておもしろいし、さっぱりすると思う。 全体的にクリームがすごく多いケーキになっていたので、あのボリュームは結構つらかった。

緊張しましたよ〜〜(笑) 言いたいことの1/10も言えなかったような・・・。 でも、ケーキはめちゃめちゃおいしくてシアワセでした! 宇都宮にも買いに行きたいくらい・・・

当日二人のシェフの話をいろいろ聞いてみて思ったのが・・・ 京王プラザの人は作品に何か愛情みたいのが感じられなくて、というのが、自分の嫌いな材料や不得意分野での 対戦だったからかもしれませんが、なんか感想的には「全力をつくした」という味には感じられませんでした。 対する勝った人は、作品に対する想いみたいのがとっても感じられた気がします。

突然2時間あいてしまいましたが、その間甘味女王の坪内さんをはじめ みなさんといろんなお話ができたので楽しかったです! でも、みなさん審査員としてのコメントがちゃんと言えててすごいなと思いました。 あたしももっとプリンを研究して、最もなコメントが言えるぐらいになりたいななんて 思い、力が入りました!これからがんばるぞーっ!ヾ(≧∇≦)〃

収録直後の感想としては、オンエアーが怖いです。 それは、田中康夫と言われてしまったからなんです。 (影武者にもなれるとも...) でも、機会があったらまた参加したいです。 けっこう司会者は煽ってきました。調子に乗せられて、 10倍くらいオーバーに言っていたところがあります。 おいしさの違いを態度で表現するのが受けそうなので、 審査員というよりは、ショーの演出者といった方がよさそうです。 のっけから「田中康夫さんじゃないですよね」なんて言われて撃沈してしまいました。 私は、突っ込みに弱いです。

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