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2000年6月8日
テレビ東京「テレビチャンピオン ケーキ職人選手権」
敗者復活戦 「新感覚 プリンケーキ対決」

なんとその審査員を「ぷりん友の会」の女性11名が担当という名誉に! 5月15日の収録の様子や、審査員達の率直な感想をたっぷりとお届けします!

審査員のkyokoさんの「TVチャンピオン プリンケーキの巻」やkazueさんの 「今週の一口コメント」, hani さんの 「収録レポート」 でも審査員ならではのコメントが紹介されています。


5月の連休も終わりかけの頃、番組制作会社の方からTVチャンピオン の審査員をぷりん友の会でお願いしたいという電子メールが・・・ うぉーすごいぞすごいぞと思い、さっそく会員達のコミュニティの場 であるプリンML に投稿すると、あっという間に11名が揃い・・・ っとこんな前書きはいいですね。さっそく収録当日に移りましょう。

5月15日午後7時半、突然ふり出した雨にも関わらず、今回審査員を担当するこ とになった11名が高田の馬場の東京製菓学校に集結。皆さん初対面だったん ですが、さすがに「プリン」という共通の話題があり話もはずんでました。 8時、セットされた部屋に入りディレクターからの 説明を熱心に聞く一同、いよいよ収録開始まであとちょっとです。 少し緊張の色が見えますね(笑)

そしていよいよ作られたケーキが運ばれてきました。審査員に見られないよう 隠された状態で、舞台横にセットされました。この時シェフの方と少しだけ お話したのですが、ずーっと作りつづけでかなりお疲れの様子でした。 でも、やっぱりこう何かに打ち込んでいる人は輝いていますね!

中村有志さん登場! ワォー、プリン型のマイクだ! さてさて、お待たせしました!収録開始です。まず2列に並んだ審査員に 中村さんがインタビュー。「プリンを1度に10個は食べれる」 「この日のためにプリン絶ちしていた」というプリン好きならではの意見が飛び出し、 盛り上がります。中村さんもさすが進行がうまい!

そしていよいよプリンの登場! 作品の説明の後、二つのテーブルに分かれていよいよまちにまったプリンの試食です! 皆プリンへのこだわりがあるだけに、もうコメントが 次から次へと出てくる出てくる。 約10分間の審査時間もあっというまに終わり、いよいよ投票です。 あの黄色いボールが渡され、一人一人筒の中に入れて行きます。 まず一人目、お、高木さんに一票。
二人目、わわ、橋本さんです。
なかなかいい勝負になりそうな予感。。

そして8人目の段階で、3対5で橋本さんリード! あ、もしかして これで決まったかなと私も思いました。スタッフの方から 「次で決まった場合はどうしてこうして」という説明が入ります。

緊張の9人目。お、高木さん。9人目、お、またまた高木さん。。。 おおおおお、そして十人目、おぉぉぉぉ!高木さん! なんと、すごい勝負になりました。最後の11人目で決まるという すごい展開。


そして緊張の11人目。。
わーーー高木さん大逆転勝利です!!

まったくやらせではありません。審査員一人一人が自ら選んだ 結果がこうなったんです!

それにしても、見ている私でさえとっても楽しかったので、 審査した審査員はもっと楽しかったんだろうと思って聞いてみました。

   

##### 感想ターイム #####

代官山の橋本さん 【 大地のケーキ 】

なんととうもろこしの粉入りプリンが使われてました。
口に入れると、ホワッととうころこしの香りが♪ 
さらにプリンの上にはレアチーズが乗っていて、
一緒に食べると甘酸っぱくて不思議な味だ〜。
甘さも控えめで、これまたウレシイ♪
橋本さんからの説明で、レアチーズとプリンと聞いたときには
『う、うまいのかしらん』と不安でしたが、さすが職人さんだっ♪
チョコンとのせたベリ−がかわいい、素朴な飾り付けのケーキでしたが、
味と雰囲気があってていい感じだと思いました。
ただ、台が固めのクッキー生地で、
しまいにゃ手づかみで食べることになったのがイマイチ。
おデートの時はやめたほうがいいかもしれない(笑)。
見た目は普通ぽくて期待はずれでしたが、
口に入れた瞬間「え、なにこれ」でした。
初めて食べる味、どこか懐かしく後を引くものでした。
一度プリンを崩すことには賛否両論。
私は崩さないほうが好きだけど、
チャレンジ精神と創意工夫に1票入れました。
やっぱ想像できない味と食感を楽しめましたからね。
とうもろこしのプリンが新鮮でした。
今まで、とうもろこしもプリンももちろん何度も食べたことがありますが、
いっしょになっているなんて。
タルトもすきなので、ボリュウム感もありました。
チーズ、コーン等、北海道を連想する味の取り合わせがグッド。
まだ未完という気はしますが、この先工夫を凝らし、
いつか店に並ぶことを期待しています。
プリンの形を崩し、あえてクリーム状にした、
型破りの味と形には、衝撃を受けた。見た目も美しかった。
ただ、残念なのは、
1.クリームチーズの味が強く、プリンが負けてしまっている。
2.プリンのコーンの味が最後まで舌に残って気になった。
3.メープル・シロップは、もっと多い方がいいと思う(いわれないと分からない)。
4.生クリーム、クリームチーズ、プリン、それぞれの味は、
とても美味しいのに、調和が取れていない。
味の調和が取れていたら、文句無しの逸品だとおもいます。
「新しいのに懐かしい」ってところでしょうか。
コーンのプリン部分が、初めて食べる筈の味なのに
なんだか懐かしい味なんですよね。
それと、洋菓子の職人さんの作るモノって面白みに
欠ける事が多いとなんとなく思ってたので。
売り物として出す場合は当然いろいろ問題有りで、
突発的に作ったモノを出すわけにいかないけど、
こういうイベント事??の時にも、見た目は凄く奇麗なんだけど、
実際の作品は既存の生地やクリームの組み合わせを変えただけ、
みたいなのが結構有る中で、
全く新しい事をやってみようという心意気に一票!!
上にフルーツ。「大地」をイメージした感じからは
見た目が女性的で美味しそうで◎。
「ラ・コロンバ」は、チーズケーキアレンジ作品のあるお店なので、
上の部分を食べた時にっこりでした。
コーンのPuddingもおいしかったけど、
チーズCakeがあまりにもおいしすぎて
pudding部分が死んでしまっていて。。。
でもコーンのpuddingとはすごい創作心。
その点には脱帽(って私は帽子とらなかったけど・・・(笑)
負けちゃったけど、やっぱり美味しかったなぁ。
次に何が出てくるかなぁ、ていうわくわくしたかんじが
その一品につまってました。
とうもろこしのプリンだったのですが、
懐かしいような、素朴な味。
甘さは控えめで、おいしかったのですが、
ボリュームがあってどこか重い感じがしてしまいました。
特に底のクッキー部分が重かった…
デザインは、ベーシックな感じがして
オリジナリティが感じられなかったのが残念。

船橋の高木さん 【 プリンセス 】

見た目キレイでスプーンを通すのがもったいないくらい。
「なめらかな食感」を意識しただけあって、それが味に出てた気がしました。
二層のクリームを合わせると、花まる!シュー部分もおいしかったしぃ。
”プリンセス”なるプリンケーキの方が、
プリンの味の複雑さ(甘み×苦み)と
触感の複雑さ(とろとろ×ぷるぷる)を、
表現していたなあと感じました。
まず、見た目が私好みでした。
かわいい感じで、夏をかんじさせる、
透明感のある、デザートと言う感じかな?
また,お味も、ヨーグルトの味のようなチーズ?
と、プリンの出会いが、なんとも、新感食!
ここが、私としては、とうもろこしとプリンの出会いより、ひかれました。
また、シューもうまく、つかわれていて、
これまた、シュークリームも結構好きな、私好み。
甘さをヨーグルトのさっぱり感がうまく、なじんでいて、マッチしていたかな?
名前がダサっって思ったけど、見た目が可愛らしかった。
が、実際食べ始めると美しく食べることができず、
めんどくさい食べ物が大嫌いな私としては、
その時点でどうでもよくなりました。
紙の移り込みかプリンが緑っぽく見えるのが気持ち悪かった。
味は美味しいでしょうが私には甘過ぎ。
また、めんどくさい、見た目が気持ち悪いの2点で、却下。
多分買わない。厳しいけれど、私のランクの中では下になるな。
ぷりん友の会全員が認めても、私は嫌いですね。
司会者の中村さんは「照明の影響」といってたけど、本当?
照明が緑掛かって見えるなんて食べ物と人物が出てくる
番組では考えられないのでは?
いかん、(プリンセスという)名前でちょっと受けてしまった(爆)。
でも、名前にピッタリの華やかな飾り付けで婦女子のハートをわしづかみです。
こちらはシューとプリン・白いチーズ・イチゴに生クリーム。
奇しくも、お二人ともチーズをお使いになられてますね。
やっぱり甘酸っぱい味って、お菓子の王道なんでしょうか?
こちらはシューと一緒に食べたときの感触がサクサク&ムニムニとして
面白かったです♪ 味はちょっと甘めかな〜、と私は感じました。
見た目の美しさと香りの良さ、プリンの甘さ、
ホワイト・チョコといちご、生クリームの調和が取れていた。
平凡ではあるが、プリンが主役に立っていて、
まとまりのある作品でした。
正直なところ、予想では「プリンセス」圧勝じゃないかと思ってました。
見た目とか、味のバランスとか、完成度とか考えると、
一般(プリンMLの皆様が一般?って言われるとギモンなモノがあるが)
受けしそうな気がしたので、ホントに接戦になったのは意外....?!
デザインがキレイで、第一印象はバッチリ。
ネーミングセンスがちょっといまいちでしたが(笑)
味はといえば、フロマージュブランの舌触り、
喉を通っていく感触がとてもよかった。
橋本さんのボリュームのあるケーキを食べた後だったので
余計にそう感じたのかもしれませんが。
中のプリンも、私好みのプリンの味。
難をいえば、もう少し甘みを抑えてもいいかな、と思いました。

審査員それぞれに皆こだわりがあるのがよくわかりますね。
さて、こんな両方のプリンをふまえての感想も紹介しておきましょう

あと、どちらのプリンも「いちご」が乗っていたのがだめ。
発想が乏しすぎ。特に「大地の〜」はコンセプトに合わない。
合う果物がなければ、果物を無理して使う必要はないんでは?
「プリンセス」もいちごがある理由が分からない。。。
試食時間はちょうどいい感じ
審査はとても美味しくて難しかった
負けた方は甘さ控えめでたくさん食べれそう。
両方とも非常に食べにくい
両方ともイチゴやベリーを使っていたのはありきたりか?
どっちもステキなケーキなのに、甲乙つけなきゃいけないのは
ツライものがありましたが、私は橋本さんに一票いれました。
とうもろこしのプリンは初めて食べたし、
甘さが私のストライクゾーンぴったりだったもので。
とはいえ、どちらのケーキも消化するのがもったいない名作でした♪
そういえば見た目に関して辛口の意見だけど、
やっぱしイチゴ、というわけでインパクトは双方あまり無しですねぇ。
対象が女性という事で多分、イチゴ飾って華やかぽくすると
女性受けがいいって読みが見えたような....
確かに奇麗だしケーキらしいんだけど、イマイチ新鮮味に欠けてたかなぁ。
プリンを使ったケーキ、ってことで、
どんな物が出てくるんだろう、って思っていました。
プリンを使ったケーキ類は、イタトマのプリンタルト位だったので。
当然といえばそうですが、常軌を逸したもの、っていうのは無かったですね。
素直に「美味しかった!」ってかんじです。
仕事つづきで疲れていたせいか、
当日は体調が万全という状態ではありませんでした。
そのせいか、どうしても、橋本さんのプリンケーキを
おいしく食べられなかったのです。
なんだか重くて…。味自体は悪くなかったのですが。
それに対して高木さんのプリンケーキは食べやすく、
すっと喉に通っていきました。
もう一個食べてもいいな、と思うくらいに。
実際、その場でこのケーキのどちらかをもう一つ食べていいよ、
と言われたら、迷わず私は高木さんのケーキを選んだと思います。
それが、私が高木さんのケーキを選んだ理由です。

ふむふむ。
なるほど、こりゃ接戦になったのがよくわかりますね!

さてさて、こんな収録も無事終わり、9時に解散。その後みんなで楽しく
プリン談義をしてあっという間に時間がたちました。
さてさて、では最後に審査員の皆さんの総括コメントを

作る工程を少しでも見せてもらえたら、
作品をもっと理解して評価が出来たと思う。
どちらも、ほんとうに、おいしくて、
ぜひ、商品化していただきたいです。
ほんとうに、審査員というより、ファン?と言う感じなかな?
進行のゆうじさんのマイクに付いていたプリンの飾りは、
固いのか柔らかいのか、チェックするのを忘れてしまって、
とっても気になっています。
Puddingの味を基準にした私はどちらともよかったです。
欲を言えばもっと味わってたべたかったですね。
金額や時間などの制約も有りですごく難しいと思いますが...
「実際の商品として出せる(テイクアウト可能)」というのは
規定有りだったんでしょうかね??
その場で食べるという事で、皿盛りデザート風絶対持って帰れないぞー的な物を
勝手に期待してたんですが(笑)
こういう平和な団体がいるってことが世の中に知られれば、
みんな平和な気持ちになれるんではないかしら(笑)??
本人を目の前にして投票っていうのは結構緊張しましたが
決勝の審査じゃなくて良かったかなと正直思いました
(まぁ、あそこに出られるだけで既にかなりのレベルの方なので
決勝に進出出来ないからどーのこうのという事は無いと思うけど...)
中村有志さんから
「貴女達は何故たくさんケーキが有るのにプリンを選ぶんですか?」と聞かれて
「それはプリンだからです」と、とっさにボケをかましてしまったが....
(こりゃカットされるなぁ)
何故好きかと突っ込まれると難しいモノがある。皆様どう思います??
わし思うに、記憶以前の刷り込みなんじゃなかろうか??
離乳食がプリンだったとか....(笑)
皆さんいい人ばかりで本当に楽しかったです。
やっぱり、プリン好きに悪い人はいませんね!
物を食べるシーンで立食とは如何なものでしょうか?
立食パーティーじゃないんですよ!!とにかく食べにくい物や
シチュエーションは、どんなに美味しいものでも苦手です。
もうすこし落ち着いた優雅な雰囲気が欲しかった。
実際にいただいたプリンは、私の想像してたプリンとは
全く違ったものだったので、職人さんのアイデアにはホントに驚きました。
味にもビックリしました。もう、生きててよかった♪ って感じでしょうか♪ 
こうなると、職人さんのどちらかに軍配を上げることが難しくなっちゃって困りました。
収録が終わってからも、皆様からプリンの濃ゆい話が聞けて、大変タメになりました(笑)。
またこういう企画があったら、ぜひ参加したいです。
でもカメラの前で物を食べるのはちょっと恥ずかしかったです。
口の周りにクリームいっぱいつけてケーキを頬張っている姿が
お茶の間に流れるのは嫁入前としてはかなりイタイですね(笑)
どちらの選手のプリンケーキも美味しく見た目も可愛くて
両選手に大きな差は無かったと思います。
本当に審査員1人1人の好みの差だけだったと思います。
それにしても作って頂いた物を審査すると言うのは難しいですね。
『料理の鉄人』の審査員の方々の苦労が良く解りました。
Pudding好きには涙ものの企画でした。
Internet内の企画とはいえ、こんな機会めったにないでしょー
正直、かなり緊張してました。。。
でも大勢いたし、結構なごやかで楽しかったです。
しかも、この手の審査は決して
「やらせ」じゃなかったことを知ってびっくり。
面白かったです!プリンを真剣に作るヒトが居て、
真剣に食べるヒトが居る。
うーむ。プリン友の会冥利に尽きましたね(笑)
そうですねー。友の会会員としては、
おのれの「プリン哲学」を鍛える必要を感じましたなっ。
HP上で、「あなたにとってプリンとは??」ってコーナーを作って、
いろんなヒトのプチ哲学を収集するのも、楽しそうだなー♪
プリン友の会に入っててよかったわー!
こんなことにもお誘いしていただけちゃうなんて、
っと何だか得した気がします。
お菓子があるってことは、
そこに工夫してそれを作った人がいるんだなぁ、と、実感しました。
これからはちゃんと「いただきます!」と言って食べるでしょう。
TVに出るのはちょっと恥ずかしいけど^^;、
一流の職人さんが作ったプリンケーキを
いち早く食べられるなら行かねば、
と思って参加させていただいたのですが、
思った以上に楽しくて、本当に参加させていただいてよかったです。
仕事などでは味わえないような緊張感が味わえましたし。
それに、みなさんとプリン談義を楽しめましたし。
正直言って、11人中8人くらいの段階で結果が
決まるのではないかと思っていました。
私は11番目だったのできっとここまでは回ってこないんだろうなぁ、と…
でも、打ち合わせもしていないのに、こんなにすごい接戦になるとは…
最後の一人としては、職人さんの視線が痛かったことが非常に心に残っています (笑)。

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